ガーコさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

5.0

なんじゃこりゃ!!

良い意味で圧倒されました(笑)

綿矢りさの回りくどい脳内小説を、よくぞここまでリアルに再現したこと!

長回しの撮影と、細かな演出。

そして何より、松岡ちゃんの素晴らしい演技
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

こんなにも食い入るように映画を観ることになるとは…。

本当にあっという間の125分でした。

カンヌ映画祭で、『万引き家族』と一緒に話題になった作品だからこそ、すごく興味深い作品の一つでした。

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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

いってらっしゃいと、普通に別れたその日が永遠の別れの日となる…。

家族の突然の死…。

あまりに突然の出来事に、いざ自分がそんな事件に巻き込まれたら、どうするだろうと考えてしまいました。

7歳とい
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キングダム(2019年製作の映画)

5.0

ずっと観たかった映画の一つ。

ようやく観れて、大大大満足でした!

キングダムの世界観を、よくぞここまでリアルに表現できたことに感動!

特に山崎賢人さんと吉沢亮さんは、信と漂そのものでした。

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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.5

メリーポピンズが帰ってきた!

20年経っても、その美しさも歌声も変わらず、明るく元気な姿が魅力的。

時の流れには逆らえず、役者は変わってしまったけど…。

エミリーブラントさん大好きなので、すごく
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

4.5

久しぶりに青春の波を感じちゃいました(笑)

サーフィンから始まる恋っていうのも、なかなか乙なものですね(^^)

運動全然しない自分としては、なかなか刺激的なアニメ映画でした。

この映画で注目すべ
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.0

あいみょん大好きな、私としては大満足!

ハルとレオのコンビから発する歌声が、あいみょんの声に聴こえてくるから不思議。

映画では色々な歌があったけど、特に好きだったのは、「たちまち嵐」という歌。
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長いお別れ(2019年製作の映画)

5.0

中村量太監督最新作ということで、メチャクチャ期待していた作品。

今日観れて大満足です(^^)

あの『湯を沸かすほどの熱い愛』で、衝撃を受けた新人監督の2作品目でしたが、今回も予想をはるかに超えた素
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

5.0

なんかもういろんな意味で大興奮、大満足な映画(^^)
興奮し過ぎて、何度鼻血が出そうになったことか…(笑)

なにせ、岡田さんの裸体が何度も拝めたのですから…(*゚▽゚*)

予告を見る限りは、ギャグ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.5

『オーシャンズ11』のような、完璧な犯罪映画かと思ったら…。

これまでになかった、ドキュメンタリーとフィクションを融合したかのような、新しい映画の誕生でした!

4人の大学生の犯罪行為に焦点を当てて
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華氏451(1966年製作の映画)

4.0

令和にあまりふさわしくない映画を選んでしまいました…。

近未来の時代を描いた独裁政権のファンタジー。

本を読むことを禁ずる国では、国民が隠し持っている書物を消防士たちが焼き滅ぼします。

火を消す
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THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.0

『最強のふたり』を観ている人は、物足りないと思うのかもしれない…。

家が雨漏りする家に、妻と息子と暮らしているのに、仕事もせずお金を家に入れないダメ男。

しびれを切らした妻は、夫を家から追い出す始
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

5.0

私の隣に座っていたのが女子高生だったから、さぞかし共感するものかと思ったのだけど…。

意外と女子高生的には、町田くんの世界は、全然面白くないらしい。

なんとも、ダサすぎるのだろうか…。

対する3
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バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

5.0

公開直前ということでスペシャル試写会!

原監督、キャラクターデザインのイリヤ・クブシノブさん、樋口真嗣監督という、豪華キャストを迎えた素晴らしい時間を堪能しました。

映画の裏話や、作画の苦労話など
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空母いぶき(2019年製作の映画)

5.0

これを戦争と考えるか、守備と捉えるか。

日本がもし、敵に攻められたとしたら、憲法9条を行使して、どこまで戦闘していくのか?

これをフィクションと考えるのか、数年後の未来に起こり得る現実と捉えるか?
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.5

子供がヒーロー!?

ちょっと不安な気持ちだったけど、全然心配なかった(笑)

大人顔負けに、見事にヒーローをこなす、ビリー少年の姿に、誰もが彼を応援したくなるはず!

大人がヒーローの映画が当たり前
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

4.5

ジョン・C・ライリーさん大好き!

あの、優しくて包容力のある、愛されキャラの彼だからこそ、この役はぴったり!

2人のコンビが見事にハマっていました。

相方のヒョロッとしたスティーヴ・クーガンさん
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.5

前作の『さざなみ』の監督のことだけある。

人間の心の中を描くのが非常にうまいですね。

前作は熟年夫婦のすれ違いを描いた作品でしたが、今回は15歳の少年の人生を描いた作品。

このチャーリー君の演技
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.0

カンヌ映画祭で、脚本賞を獲得した期待作!

フライヤーにミステリーと書いてあるから、ミステリーなのだと思っていました。

でもふたを開けたら、童話のような寓話的ストーリー。

密かに教訓めいたヒントを
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ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

3.0

またまた、訳わかんない映画に出会ってしまった…。

解釈はその人に委ねられている系。

監督の意図することを、ああだこうだと考えながら鑑賞する映画。

結局答えの出ない終わり方をするので、もどかしい気
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100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

4.0

神様はなんて残酷なことをするんだろう。

あんなに可愛い笑顔の可愛らしい性格の彼に、白血病という宿命を負わせるなんて。

神様、神様、もし神様がいるなら、こんな純粋な彼にこんな酷い仕打ちをすることをや
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

5.0

鳥肌が…鳥肌が…。
鳥肌が止まらない!
始めから終わりまで、鳥肌地獄。
こんなにも精神が蝕まれるとは。

余計な知識を植え付けずに、素のままで観たのが良かったみたいです。

次々巻き起こる、不可解な現
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トゥ・ウォーク・インビジブル(2017年製作の映画)

4.0

ブロンテ家の三姉妹の物語。

『嵐が丘』や『ジェーン・エア』を知っている人ならすごく楽しめる映画。

私はどちらも大ファンなので、彼女たちの生涯がわかってとても面白かったです。

男性と偽って、様々な
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パパは奮闘中!(2018年製作の映画)

4.0

タイトルとのギャップにビックリ!
意外と深刻で深いテーマの映画でした。

実際殆ど笑えなかったし…。
でもこれは、家庭を持っている男女が是非見て、夫婦生活の在り方を考えてみて欲しい。

この映画に正解
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.5

戦争映画で、こんなにも手に汗握る展開になったのは久しぶり!

潜水艦という、新しい視点から繰り広げられる戦いにハラハラドキドキの連続でした。

5秒先はどうなるか分からないという、心臓はバクバクな展開
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

5.0

法律が国民の自由を制限させているとは、考えもしませんでした…。

法律は自由のためにあるべきではなかったのでしょうか?

法によって社会のルールは作られ、法によって多くの人が救われるべきはずが、多くの
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

4.5

やっぱりおそ松さんは最高だぜ!!


わたしの期待をはるかに上回る、バカ丸出しの6人に惚れまくり(^^)

6人の個性がここまできちんと描かれたのは、初めてかも!

わたしは、とど松推しなんですが…(
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サンセット(2018年製作の映画)

3.5

久しぶりに訳の分からない映画を観てしまった…。

終わった瞬間ポカーンとなったのは、私だけではないはず…。

この映画は解説がなかったら、かなり厳しい作品と成り果てていたでしょう。

解説してくださっ
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君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

3.0

「私は私でよかった」

そう言えたら、病気だけの人生も少しは報われる気がします。

この映画は、不治の病で死ぬ運命にある、少女と少年の愛の物語。

発光病で死を目前にした主人公のまみずは、楽しみなんて
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きばいやんせ!私(2019年製作の映画)

3.5

全国津々浦々色々な祭りはあるけど、鹿児島の最南端にこんな祭りがあるとは…。

タイトルの雰囲気から、もっとドタバタの破茶滅茶な映画かと思ったのですが、思ったより真面目な作品。

てっきり夏帆ちゃんと太
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運び屋(2018年製作の映画)

5.0

なんて深い映画なんでしょう。

これは、麻薬密売を行う運び屋のアクション映画ではなかった。

一人の老人の人生を描いた、愛情深いヒューマン映画でした。

この映画を作ろうと思ったきっかけは、NYタイム
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

4.5

女同士の政治バトルにハラハラドキドキ。

エリザベスVSメアリー。
イングランド対スコットランドの火花がバチバチと闘志を燃やしています。

一度も顔を見たことのない女王同士が、手紙のやり取り一つで、互
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

5.0

見事に騙されました(笑)

『ゴーン・ガール』以来の大どんでん返しに、まんまと罠にはまった私。

最初から最後まで、一瞬たりとも退屈しない、ノンストップミステリーを堪能しました。

女の執念って本当に
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.5

涙が止まらない映画でした…。
久しぶりに心を揺さぶられる映画を観ました。

ずっと観たかった映画だっのですが、期待以上の素晴らしい作品。

インドでは、今でも年間8万人もの子供達が行方不明になっている
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.0

葛飾北斎の娘を題材にしたアニメーション。

娘の声を杏ちゃんが当てていると知って鑑賞しました。


気風の良いサバサバした雰囲気は、杏ちゃんそっくり!
誰にも臆することなく、分け隔てなく話しかける自然
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.5

顔は笑っているけど、心では怒っている。
そんな営業スマイルのうまい役者を、よくぞここまで揃えました(笑)
と、拍手したくなる映画でした。

木村拓哉さんのピキッってなった表情情。
長澤まさみさんの引き
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