Tinscowさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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とうもろこしの島(2014年製作の映画)

3.5

極力台詞を廃し、効果音もなく、大自然に委ねる演出。
確かにテイストや雰囲気は「草原の実験」に似ている。
土地柄と時代のせいか「コーカサスの虜」も思い出した。
こういう映画好きだなぁ。

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.5

マジカルガール監督の作品、記憶喪失となった国民的人気歌手に、彼女そっくりに歌いこなす女が歌を教える、という設定に惹かれました。

不穏な雰囲気に差し込まれる歌のシーン、とにかく歌、曲が素晴らしい。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.0

ほぼすべての映るものが醜く不潔。
部屋の臭いまで伝わる再現性。
ただ、BGMのオールディーズは時代背景のせいか妙にマッチ。
あれがなければただのヤバい映画。

しかしフリッツ演じたヨナスダスラーってす
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.2

もう少しエキセントリックな内容を期待しました。でもラストの曲とみんなで騒ぐシーンは清々しくて良かった。なんというか、ヒドイ二日酔いから解放されたかのような。

昔、緊張する発表やプレゼンの前に、軽く酒
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引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

3.0

カーテンて、そういう意味、隠喩だったのね。
ラストの船から逃げるシーンはハラハラした記憶。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.1

相変わらずモンスター客のワガママと従順なホテルスタッフという時代にそぐわないハラスメントの横行。
そして相変わらず東野節なし。

個人的には、犯人の動機が納得できない。その動機でそこまでリスク犯す⁉️
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ノイズ(1999年製作の映画)

3.4

けっこう面白いのに平均評価低めですなー。あのラストのせい?自分は胸糞、未解決、観客に委ねる系が好きなので、これ好きです。
主演二人の演技も緊迫感あってサスペンス感増して良かった。

原題がアストロノー
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.1

コーヒー×タバコ×モノクロって、ジムジャームッシュ監督かと思った。

コーヒーになかなかありつけない青年の話。
とはいえ、コーヒーをメインに据えた話ではなく、いろんな出来事に翻弄される青年の話。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.7

大好きなフランソワオゾン監督の新作。
突然の出会いから突然の別れまでの6週間の夏を激しく切なく描いた青春ムービー。

少年同士の恋愛、美しく輝く海、夏の陽射し、バイクの疾走、映る全てが眩しすぎる青春。
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オールド(2021年製作の映画)

3.3

思わず行きたくなる素敵なビーチと、そこで何が起きているのかわからない気味の悪い雰囲気の対比が良かった。

ただ、様々な要素の説明が欲しい。
そんなの求めるのは野暮?
の割りに、あっさりまとまって終わっ
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.7

事件自体(動機とかトリックとか)はよくあるミステリーものと変わらないけど、少年のくだりがあることで一気にその辺のミステリー作品とは別次元の唸る面白さに。
これまさに東野マジック。まさに真夏の方程式。
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.1

インドに「自宅で作ったお弁当を勤務先に宅配する」システムがあったの初めて知りました。
中身はやっぱりカレーやナンなんですね。

誤配で生まれる大人なラブストーリーは良い意味で地味でした。

続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.2

1作目のラストシーンから始まる正式な続編。
1作目の衝撃ラストが好きだから、あれで終わらせてほしいという思いがあって、続編以降は観てなかった。

なんとも救いのないラストであっさり終わるなぁ。もう少し
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.1

デビットリンチに影響与えたらしいが、冒頭の不条理な悪夢的なシーンはイレイザーヘッドを思い出した。
キャラ名のエリザベートヘッドももしかしてそこからきてる?

新聞記者(2019年製作の映画)

3.4

政治とメディアの闇がリアルに描かれていて、なかなかすごか作品でした。
企画~制作~公開まで、なんも圧力なかったのかな?
松坂桃李はこの役で、俳優としてステータス上がったんじゃないかな。

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.3

ストーリーは良くて楽しめるんだけど、いかんせんディテールが雑なのが気になる。。
なんでそこをそうできたのか、都合良くて、スルーするしかない、部分が多々あり。

まさか、ゼロワン出演直前の井桁ちゃんが出
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.4

確かにカメ止めが凄すぎて、比較されちゃうのは仕方ないけど、あまりそれを意識しないで純粋に鑑賞すれば、どんでん返しも面白い。

カメ止めは映画愛に溢れた作品だけど、これは上田監督の役者愛を感じる作品。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.8

もうね、とにかく画が暗くて、役者の動きとか表情がよくわからないの。

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.1

SF だけどSF じゃない。
隠喩が散りばめられていて難しい。

東京ワイン会ピープル(2019年製作の映画)

3.1

ワインで物語作りやすい(ウケがいい)のはやっぱり赤なんですかね。白好きとしてはちょっと寂しい。
でも、しっかりワインを主軸においたストーリーで良かったです。

クラウン(2014年製作の映画)

3.3

正体不明の謎のピエロ、でなく、主人公がピエロ⇒怪物に変化していくというアプローチ。

個人的に好きなピエロは、どことなく不気味なサーカスのTHEピエロ。なので、あそこまで怪物になっちゃうと見た目は怖く
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道化死てるぜ!(2012年製作の映画)

2.8

ティーンエイジャー×パーティー×ホラー ベタベタなアメリカンノリだなぁと思ったらアイルランド。既視感満載。

メイクとか人間味が残っているせいか、肝心のピエロが怖くないんだよなー。

配信の影響かもだ
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.0

なるほどこういう胸糞系ね。
このキャッチコピーに悪意を感じる。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.4

中東、東ヨーロッパらへんの映画って、ドキュメンタリー?てくらいリアル。
この作品もしかり。
主人公の男の子と乳飲み子とのシーンなんて、もはや演技を超えていると思う。

タイトルも内容もセリフも強烈。胸
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エコール(2004年製作の映画)

3.0

この映画全体が隠喩的で耽美的。
あ、ミミの監督&ノエの奥様監督作か。
なんか府に落ちた。

シューティング・フィッシュ(1997年製作の映画)

2.9

チラシだけ持っててずっと未視聴だった。
ていうか、女の子、ケイトベッキンセイルだったのか。

三大怪獣グルメ(2019年製作の映画)

2.8

くっすみー監修とのことで鑑賞。
ほぼ「ふらっとくっすみー」のシーンもあって(笑)

ニイミのジャンボコック像をロボットにしちゃうとかくだらなくて好き。

生き人形マリア(2014年製作の映画)

3.4

事故死した娘の代わりに等身大の不気味な人形が贈られるという仰天ストーリー。タイトルとジャケ写的に邦画、もしくは邦画を模倣した欧米系かと思ったらフィリピン映画とな。

そこにいる登場人物にはわからない、
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地中海殺人事件(1982年製作の映画)

3.3

メインの殺人が起きるまで1時間経過と長いし、犯人もまんま。
と思ってたら、ラストで語られるもう一つの事件の推理もあり、さすがアガサ・クリスティ、さすが名探偵ポワロ。

旅先で起こるこのシリーズは、その
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.2

大昔の日本では、悪いことが起こると妖怪のせいにする=悪いことの象徴が妖怪
だったように、西洋ではそれが魔女=畏怖の象徴だったのかな。

科学がなかった時代は、こんな信仰が当たり前だったのかという恐怖。
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

2014年以降のハリウッドゴジラシリーズけっこう好きです!毎度この圧倒的スケールはやはり劇場、IMAX 3Dで興奮度200%

地球空洞説をベースにしててイルミナティ的な都市伝説好きにはたまらない構成
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レタッチ 裸の微笑(1994年製作の映画)

2.7

ケイトベッキンセイル目当てで鑑賞。
最初、映像古くて間違えたのかと思ったけど、彼女のかなり若い頃のだからか。
なるほど、、しかし94年て、80年代前半かと思ったよ。。

外でおもむろにリンゴやセロリを
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.9

純粋で奥さん想いの優しい主人公が奥さんのために始めたものづくり。
損得勘定なく誰かのために行う、その動機と強い信念がイノベーションを生み出すのは、国も文化も関係ないのよね。

イノベーションの実験とな
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罪と女王(2019年製作の映画)

3.4

○○のシーン、ぼかし入ってたけどほんとにやってた?
それくらいリアリティーがあってなんとも気味の悪い作品。
地味な胸糞、じんわり重い。
でも好きじゃない。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.3

シチュエーションがCUBEに似ている。
キャラクターの相関もベタで物語作りやすい感じ。
様々な要素に既視感を覚えてしまう。

パンデミック下の日本に置き換えると、あのオバサンが小池都知事に見えた。