yuzuhoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.6

観てる間ずっと胸がぎゅーっと締め付けられるけど観終わったら心あったかい

ティムバートンのゴシック本当にすき
こんなに美しい世界があったらいいのにな

やっぱり今観ると映像やちょっとした男女観はちゃん
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

はじまりもおわりも良いし
タイトルが何よりいい

"感情を持たないと思っていたものが実は感情を持っていた"の類がすきな人は絶対すき

基本はファンタジーロマンスだけど社会的テーマも散りばめられていて、
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.8

前作より圧倒的によかったのは自分の精神状態のせい?ストーリーが壮大になっていたしビジュアルの精度圧倒的に上がってた気がする

イマのポップスをふんだんに使っていてポップスも聴こうとなった、サントラ聴く
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.2

人と対話し、顔の写真を撮って壁に貼り、不特定多数の人たちがそれを見る
その人のヒューマニティを顔にうつしだすのもふたりのまっすぐに向き合う姿勢が故の技だなあと思う

誰もがみな自分は何者なのか、何者で
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落穂拾い(2000年製作の映画)

4.1

拾うという行為をさまざまなところから拾い集め、この作品自体もブリコラージュ的につくられていて面白い
アニエスヴァルダのひととの距離感、ものとの距離感は人生を豊かにすると思うし、「みんな自分の理屈でしか
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.3

"小売店の中に流れる時間に興味がある"

同じ空間内にいても待たされる客と淡々と手作業をこなす店員とでは主観的な時間が違う、当たり前だけどそれを客観的に観られるのが面白くて

店内という店主にとっての
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アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)

4.4

天才の発想のルーツがわかるドキュメンタリーはめちゃくちゃ面白い

芸術家であり視覚的才能に長けていながら、ここまで順序立てて言葉を使って語り尽くせるのが何より凄い

ハート型のじゃがいもの話がハートフ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

音楽によって散在している台詞が繋がっているように感じるし、作品として客観的に観ていられる

フランス映画は本当に色彩も然り"女"と"男"をめちゃくちゃ感じる
ピンクは女、わかりやすい

色彩豊かである
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

どんなに小さな事柄も、目を向けて何かを感じたら、それは決して終わることはなくて、別の事柄とどこかで繋がって、私の中でずっと生き続けるなにかになる

いつか愛するだれかとこんなふたりになりたいよ〜ふたり
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

同じ場所で違う時間を繰り返す定点観測の構成
二人の関係性の決定的な場面を追う訳ではなく誕生日以外の364日は余白なのがこの映画の面白いところ

俳優陣の演技もいいし、あまりにも自然過ぎて映画の中の世界
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.6

文句をつけるような部分がないから、この作品の世界観、キャラクター、台詞、音楽、空間とか衣装とか、が自分の美的感覚にバッチリ刺さった人にとってはめちゃくちゃ名作なのかもしれない

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)

3.6

こう、ダラダラとしたフランスの風景を観ているのが好き

これはコメディなのかシリアスなのかなんなのか、温度感が掴めない感じと、それ故のこっち側の感情が強く揺さぶられない感じがよかったかなあ

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.8

めちゃくちゃ気持ち悪いあああ
不安定な音は大好き、瀬戸くんも好き

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

4.1

エクスペリメンタル
構図・カメラワークが凄い
違う方向に動くものを同時に映すシーンが印象的、面白い

漁村の風景を撮っていたら自然と会話が入っちゃった、みたいに村人の暮らしのようすが流れていくけど、ふ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

大丈夫なタイプのホラーだったけど色々大丈夫?

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

こういう意味わからなくてどうでもいい男女関係を何事もないかのように淡々と魅せる映画はきらいじゃないが、ナレーションがあまりに説明的なのが残念

基本的に、あなたもいいんだから私もいいでしょうみたいなス
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

私的には前向きストーリーというより、グッサグサに刺さって辛かった


"Women, they have minds, and they have souls, as well as just hea
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.9

やわらかくあたたかい色彩が人の体温を感じさせる、言葉が少ない中で些細な表情や音楽によって感情が伝わってくる

明るい陽の光は時には残酷でもあるが、どれだけ苦しくても無条件に包み込んでくれるあたたかさも
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

本編未鑑賞

ナレーション多い
花束も然り、明大前をエモい場所にしない

アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

アマプラ配信終了間際に駆け込み鑑賞

映像の緩急が良い意味で無く、嫌にも時間は流れていく、どうしようもない無力さを強調させるが、直ぐには目に見えなくとも微小にも確実に何処かへ進んでいっていることを感じ
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.5

不思議な温度感の映画だなあ
すっごいフランス映画みを感じた、、、

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

正面からのアングルとテーブルに真上からのアングルの繰り返し、生暖かい空気感がよかった

ケイトブランシェット出てきてびっくりした綺麗、、、

cousin?で時折映る空間がめちゃくちゃ魅力的

いつか
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.7

カオス

まじでどうでもいいけど吉高由里子と窪塚洋介で意識もってかれた

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

音楽めちゃくちゃによかったと思ったらトムヨークだったの

ラストシーンもはや超美しい

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

前半はエドガーライトと音楽の安定の演出で、(ヘッドホンでスイッチ入る感じは完全にベイビードライバーよね)しかもだいすきなロンドンで期待大だった分、後半パワーゴリ押しのホラーで観続けるの精一杯だった、、>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

3.9

めちゃ元気出た窪塚洋介と井浦新ありえんだいすきすぎる、、、ええん(;_;)

俺が勝ったらさんくれろ!

下妻物語(2004年製作の映画)

3.4

深キョンの喋り方かわいい!
いちご、チャリ漕ぎながら15の夜を熱唱してて着メロまで尾崎豊なのかわいい!

全っ然違うけど、退屈さと女の子の夢の中みたいな世界観がアメリに似てる

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

映画という虚構の中にさらに戯曲が入り込む多層構造
3時間がとっても不思議な時間軸に感じました

相手を覗こうとする前に、自分自身を深く見つめるしかないとあったが
一方で、人は誰かと関わりを持ち向き合う
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

ひええ技巧な二重構成に脳みそと心臓が疲弊

主人公は記憶が持たないから、人から聞いた話で必死に記録したメモとタトゥーと写真いう真実?だけを頼りにいこうとするが

そもそも真実ってなに
ある事象に自身の
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

A DREAM WITHIN A DREAM

映像えぐいい、世界観面白すぎるし比較的わかりやすかった!
時折挿入されるコブの記憶、、、虚無切ない、ニヒリズム

"記憶を再現すると夢か現実か混乱する"
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