morleyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

以前人からおすすめされた本作。
「今を生きる」というタイトルどおり自分らしく生きる大切さが伝わる作品。

自分らしく生きることを否定されたニールが自殺をしたように、誰かの指示や敷かれたレールの上を生き
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

全然宣伝されてなくて急に公開を知り映画館へ。

すでに視聴した人が言っていたとおり、「どこかで観たことのある演出」、「宮崎駿の集大成」との評論は一理あると思う。

が、そもそもツッコミどころが多過ぎや
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

性的マイノリティの方の恋愛を描いた本作。

お互いにピュアな恋心を抱きつつも時代や周りの人々との関係性もあり実らない恋。

舞台は1980年代ということで今ほど性的マイノリティの方に対する理解はないた
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.2

感想が難しい作品。

いろいろと深い考察はできそうだが、ぱっとみの感想は精神病を発症した人間の世界を見せられた感じ。

ずっと見たかった灯台の灯りを見て転落した理由などよくわからないことが多過ぎて評価
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

是枝監督の話題作。
前情報をほとんど入れずに視聴したが正解だった。

タイトルの「怪物」がとても秀逸。
母→先生→子どもたちの視点から同一の事象を描くと、それぞれの立場からの「怪物」の像が現れる。
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.7

第二次大戦時のユダヤ人虐殺の一端を垣間見れる作品。

子どもの世界には人種も戦争も関係がないが、大人たちの都合によって悲惨な運命を迎えてしまう。

ブルーノの目で見るユダヤ人はシュムールという友達であ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

シリアスな内容ながらも淡々と潜入捜査をこなすロンとフィリップ。

どこかでバレるのかなーと思いながら観ていたら最後のシーンでロンが味方の警官に勘違いで取り押さえられる。
やはり黒人はどんなに頑張っても
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.5

LGBTテーマの作品。

草彅くんのトランス女性の演技とバレエの子の闇を抱えた子どもの演技は素晴らしかった。

タイトルにあるようにこれまで性的マイノリティの方が社会の中で不遇の扱いを受けてきたという
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.5

羊と人間のハーフの子どもを育てることになった夫婦の話。

アイスランドの風景の美しさは目を引くものの、ストーリーはなんというか…
最後の羊人間はB級映画って感じだった

この作品から何かしらのメッセー
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

ノーラン監督の初商業作品。

ノーラン監督らしい時系列を入れ替えて見せる構成が斬新。

最後テディによって全ての謎が説明される
のが爽快。

構成の秀逸さもさることながら、人間の記憶の曖昧さにも焦点を
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ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~(2020年製作の映画)

3.7

事実は小説よりも奇なり、を体現したような作品。

バカと天才は紙一重とも言える。

子供が考えるような「自分の国を作ろう」を実際にやってしまうところが面白い。

この出来事がきっかけで領海の範囲が変わ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.8

黒人奴隷の実話を淡々と表現した本作。

奴隷制については歴史などで認識はしているものの、まさに事実は小説よりも奇なり、というほど凄惨な内容だった。

このようなことがつい最近まで行われていたんだという
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.9

何気に初視聴の本作。

恋愛ものと思わせてからの、最高の人生の生き方を提示してくれる内容に共感すること多し。

ティムの父が教えてくれた秘訣は、同じ1日を2回繰り返すこと。これにより同じ1日でも気持ち
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

アカデミー賞作品賞受賞作ということで映画館へ。

ホントに作品賞とったの?というくらいB級感溢れる内容。

SFにしては並行宇宙の設定が甘い感じがしたし、ギャグということならまぁ笑えるシーンはあった(
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

韓国移民のお話ということで、移民の苦労がいたるところにあることをよく表現されているなぁという印象。

この作品の家族に限らずどの国にもマイノリティの民族は経済面や差別などで大変な苦労をすることになる。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

スピルバーグ監督の自叙伝的な作品ということで期待しながら映画館へ。

しかしながら思っていたような内容ではなく消化不良を感じる。

ストーリーは単調で、サムが映画作りをする際の悩みや葛藤などもなく共感
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

女性の生き辛さに注目した作品。

韓国社会は日本より男尊女卑が強いためかなり時代錯誤な価値観が作品の中で多く描かれていた。

日本では2010年代頃から世界的な潮流に乗って制度や考え方がかなり変わって
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

最後でどんでん返し系の作品。

視聴者は警察と同様に2時間弱嘘の証言をを聞かされる羽目になるとは。

嘘をつくには真実の中に嘘を混ぜることが肝要ということを再認識させられた。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

ウクライナ戦争開始から1年のタイミングで戦争について考えさせられる本作を視聴。

第一次大戦は塹壕戦に象徴されるように、近代兵器を用いた国家同士の総力戦という点が過去の戦争と大きく異なる。

最後の説
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

本作は3時間もあるためプレミアムシートで視聴。

まずはじめに3時間は長過ぎる。
けっこう端折れるシーンはあったと思う(シドニーのパートとかマフィアの見せ物小屋のシーンとか)

あといただけないのは、
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.5

DV被害者がセルフビルドの家を建てるという斬新な内容。

家づくりを無償で手伝ってくれる人々の心情を表したのが「メハル」(みなが集まって助け合うことで、結果自分も助けられるという意味)という言葉だろう
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.6

原作未読で映画視聴。

とても優しい物語。
ファンタジー恋愛ものだが世界観から登場人物まで短い尺の中で綺麗に収めてあって完成度は高い。

1番響いたシーンは王女様がナランバヤルに結婚相手を選ぶとしたら
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.7

クリントイーストウッドの最新作。

内容自体はロードムービーで大きな展開はないが、マッチョ(強い)の意味について考えさせられた。

通常マッチョな人とは言葉通りボディービルダーのような見た目の人を指す
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのようなあらすじに惹かれて視聴。

実話を元にした作品ということで当時のアメリカCIAの杜撰なスパイ作戦とそれを利用した麻薬カルテルの動向が面白い。

最初にTAWを
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

アバターを予習済みでいよいよアバター2を映画館で視聴。
3Dで3時間超の作品は疲れそうなので2DのDolbyで視聴。

さて、内容について。
これは間違いなく映画館で観るべき作品だと思う。映像美の美し
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アバター(2009年製作の映画)

3.8

アバターの続編を観る前におさらいとして視聴。
前回観たのはかなり前だったので細かい内容は覚えておらず新鮮な気持ちで視聴できた。

3時間近くある超大作だが、時間を感じさせないほど世界観に没入できた。
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黄泉がえり(2002年製作の映画)

2.8

配信で見つけて初視聴。
今となっては豪華なキャストでとても懐かしさを覚えた。

内容は月のしずくのMVといったところ。
黄泉がえり現象の説明もとんでも理論でツッコミどころ満載だった。

仮に黄泉がえり
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.5

2023年初映画視聴。
ナイブズアウトの続編ということで気軽に観れる。

前作よりさらにスカッと感が強いテイスト。
謎解き自体は変わらず簡単だった。

今後もエンタメ作品として続編が作られていくのだろ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

大晦日に映画鑑賞。
レズビアンの恋物語を描いた作品。
全体的にセリフよりも表情や間で心理状態を表しているのがよかった。

時代背景的にタブーな恋であったため結ばれることはなかったが、思い出だけは残った
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.7

今更スラムダンクの映画?と思っていたが映画館へ。
山王戦をやるという前情報しかなかったが、まさかのりょーちん主役の物語とは!

原作ではなかった過去の生い立ちなどの掘り下げは山王戦での戦いに賭ける想い
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

クリスマスイブに映画でもと思って観てみたが、シン・ゴジラと比べてなんかギャグ寄り?

俳優さんの演技も棒読みっぽいし、緊張感もあまりない感じがした。

友人とお酒飲みながらツッコミ入れながら観る作品っ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.8

アニメ版をリアルタイムで観て以来間が空いてしまっていたがようやく視聴。

映画放映当時も話題になっていただけあって素晴らしい内容だった。

京アニ事件後にも関わらず映像美は過去最高作レベルで素晴らしか
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

ドラマ視聴後に続編映画があると知り視聴。

ドラマのテイストをそのまま劇場へ、ということで何も劇場でやる内容ではないなぁと思いつつも、話はいつものほのぼの系で面白かった!

多様性が進む中、家族のあり
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

新海作品の最新作を映画館で視聴。

今作は君の名はに迫る良い出来だったと思う。
これまでの新海作品の良さ(映像美、わかりやすいストーリー、超常現象などのファンタジー要素など)は残しながら、悪い点として
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