TRBさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.2

新解釈なシャーロック・ホームズは、まさかの武闘派系ミステリー

大胆な脚色にコナン・ドイルもさぞ驚いてる事だろう

推理より闘ってる印象が強いので、謎解きよりアクションの比重大


奇行の目立つ探偵シ
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バース・オブ・ザ・ドラゴン(2016年製作の映画)

2.3

ブルース・リーをネタにしたお遊戯

伝記モノとしては改変が酷すぎる

ブルースを抜きにすれば悪くないのかも知れないけど、ちょっと無いかな

ブルース・リーの演者が似てなさすぎるのと、キャラが悪辣すぎて
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ミスト(2007年製作の映画)

3.4

アメリカ社会の縮図

人間の心にかかる霧
なじり合いのモヤモヤ

ウォーキング・デッドの顔ぶれが出ている
ちょっとワクワク

何ともやるせない結末
秩序の崩壊を描いたSFパニックホラー


嵐が去った
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哀しい気分でジョーク(1985年製作の映画)

3.5

芸人の不器用な愛

グリーングリーンで泣くと思わなかった


売れっ子芸人の五十嵐は一人息子の健と暮らしていたが、息子はマネージャーに任せ自分は飲み歩き女性宅へ転がり込むような生活を送っていた

ある
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青く震える娘(2020年製作の映画)

2.3

フランスらしい映像のポスト印象派


彼氏の親に会いに行く道中、ナゾの集団に拉致された彼女

その集団は彼氏が過去に関係を持った女達だった


あんまりよくわからん

女性目線で描いた恋人への不安とい
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

1.5

脳みそチンパンジーレベルの祭典

高校卒業記念
プールで行うやりらふぃー決定戦

アルコールとコカインでウェイウェイ行ってるだけで対して盛り上がってはいない

今まで観た高校卒業イベントで1番しょっぱ
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テリファー(2016年製作の映画)

3.6

このクラウンとてもイイ

体格とイイ不気味な顔とイイ
とてもイイ雰囲気を纏っている

何よりも声を出さない徹底ぶりが異常性と変態っぷりを増幅させてて凄くイイ

なかなかのスプラッターのゴアゴアぶりなの
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.3

デヴィッド・リンチの作品にしては珍しい
じんわり心に沁み入るロードムービー

ニューヨーク・タイムズに掲載された実話が元になってるらしい

普段、難解な作品ばかりのイメージだけど

こんなに平凡で牧歌
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.9

人間は嘘をつく生き物

全てのウソが悪い訳ではない

でも誰かを傷付ける嘘はヤッパリ良くないし、ましてや子供にウソはつきたくない

そんなウソからマコトが飛び出す


嘘で無罪を勝ち取るやり手弁護士の
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デッド・シャック ~僕たちゾンビ・バスターズ!~(2017年製作の映画)

2.1

ゾンビ物でつまらないのも珍しい

たぶん『ウォーキング・デッド』又は『死霊のはらわた』が好きなんかな〜っと思う


人里離れた山奥に泊まりに来たら

隣人さんが人殺してゾンビ養ってる

現場見たガキン
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武士道シックスティーン(2010年製作の映画)

1.0

誉田哲也の傑作
武士道シリーズの映画化

だけど

ナメてんのか

何もかも原作と違うやんけ

西荻早苗のお気楽不動心どこいってん
日本舞踊の要素入ってないやんけ
楽しみにしてたのに

誰よりも武士道
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パパVS新しいパパ 2(2017年製作の映画)

3.8

ヤバイ
クリスマスの傑作見つけた

迷い込んでくるトラブル
深まる確執に度重なる失態

そこに笑いと愛をスパイスに
めっちゃいい作品に仕上がってる


ブラッドとダスティは、それぞれの家族で2回イベン
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アリババと四十人の盗賊(1944年製作の映画)

3.1

なんか昔絵本で見てたアリババと違う

こんなにゴロっと変わるもんかな


バクダットの王族の息子アリは父を殺され

モンゴル兵の手から命からがら逃げる

盗賊の秘密の隠れ家に落ち延びたアリ

盗賊の頭
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.5

娘さんがチョー可愛い
絶対に美人になる

タイトルが『負け犬の美学』だけど
スゴイ的外れな邦題でピンと来ない

付けた人センスないね


3年、勝ちから遠のいてる中年ボクサー

アルバイトをやりながら
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バトルランナー(1987年製作の映画)

3.4

あの頃描いた2017年
割と近いかもしれない

声で電気もテレビもついてる

みんな筋肉イジメ身体を鍛えてる

さすがにテレビで殺しはやってないけど

トランプ政権が続いたらなってたかも


2017
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.8

『お!バカんす家族』と『スピード』を掛け合わせたフランスのノンストップロードムービー

徐々に加速していく面白さ


整形外科医の父と精神科医の母

娘に息子、それにボケな親父

新車でバカンスに出か
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ギルガメッシュ/小さなほうき(1985年製作の映画)

3.4

タイトル長すぎてはしょられとるがな

なんとなく『ポピーザぱフォーマー』みたい


暗闇に浮かび電線が通る部屋

三輪車に乗る人が罠を仕掛ける

飛んできた鳥のような生き物が捕獲される


机の柄がギ
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ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

3.7

『人工の夜景』に比べでポップ

なんか明るい感じ


頭が本のヤン・シュヴァンクマイエル

ジュゼッペ・アルチンボルドの絵画

16世紀と20世紀が混在する部屋

そこに訪問者が訪れる


視覚的に観
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人工の夜景(1979年製作の映画)

3.3

何ともまたシュールな世界観

だが嫌いじゃない


電車の音

収容所のような闇に差し込む光に浮かび上がる男

わずかな窓からトラムを眺める


スゴく暗闇が深い

闇に照らしだされた横断歩道など、陰
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砂の器(1974年製作の映画)

4.3

壮大

面白いとかそういうレベルの話しじゃない

語彙力の無さからなんと形容していいかわからない

ただ壮大って感じた


東京で起きたある殺人事件

手がかりは東北訛りの「カメダ」

事件にあたる刑
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

2.8

ちゃんと終わった

その点では評価

ただ何度見てもこの3作目が頭に残らない

数時間前に観たのにもう忘れてる


西暦が終わり、〝ともだち〟が世界の大統領になる

関東には関所が設けられ、カンナたち
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20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

3.4

まさか長友と結婚し海外に行くとは夢にも思うめぇよ

キャラは驚きの再現度


2000年に起こった世界滅亡の危機は、ケンジとその一派によるテロ行為とされ、〝ともだち〟は世界を救った救世主と崇められてい
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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.2

浦沢直樹の漫画

まぁまぁの再現度でツカミとして良い


突然失踪した姉の子カンナを育てながら、コンビニを営むケンヂ

小学生の頃に書いた『よげんの書』になぞらえ、世界で流行りだす伝染病

裏に潜む〝
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塙凹内名刀之巻(なまくら刀)(1917年製作の映画)

3.2

はなわへこないめいとうのまき

現存する日本最古のアニメ

4分ほどのコメディ

侍の名前、塙凹内(はなわへこない)がすでに面白い


新たに刀を買った凹内

切れ味を試したい凹内

按摩を襲おうとす
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リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

3.3

マコーレ・カルキンがまだハッキリしてる

その後あんな事になるなんて
この当時は想像も出来なかった

金は人を変える

でも金があっても買えないモノを知る物語


世界一の大富豪リッチ家に産まれたリッ
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カクテル(1988年製作の映画)

3.3

アクションよりこういう青臭いトム・クルーズの方が好き

あんな風に瓶回してカクテル作りたい

当時バーテンダーが流行ったのもわかる


兵役あがりで就職難

そんな若者が流れついたBAR

ベテランバ
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ベートーベン2(1993年製作の映画)

3.2

ベートーベンが恋をした

そして一気に子沢山で賑やかに


散歩中に一目惚れしたベートーベン

その相手は性悪女に慰謝料の抵当で奪われたセントバーナード

彼女を助け出した結ばれた2匹の間に4匹の仔犬
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ベートーベン(1992年製作の映画)

3.7

1と2は昔よくテレビでやってた

犬が中心のドタバタでアットホームなコメディ


犬嫌いの父がいる平凡な家族

泥棒から逃げた仔犬が一家に迷い込む

子供たちに押し切られシブシブ飼うことになるが

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すみっこのこ(年製作の映画)

3.2

たぶん誰しもが一度は考える

つまらない学校への報復


「学校滅亡させんねん。」

クラスの後ろ、窓側の席に座る女の子が語り出す学校滅亡計画


真意とは裏腹に考える突飛な計画

強がって学校嫌がり
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あたしだけをみて(2016年製作の映画)

3.6

一人称で描くカップルのマンネリと初心

フェルト人形のストップモーション


デート中、モルモットに気を取られる彼氏と話しを聞いてくれなくて怒る彼女

となりの席の女性はモルモットに理解してくれる
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ピンぼけシティライツ(2016年製作の映画)

2.7

日常にかけられた呪い


落ちぶれたカメラマン
無感情に野菜を撮影する

そんな彼の前に水着姿の女性の霊が現れる

女性が誰かはわからない

デリヘルの運転手を掛け持ちし、住む家にも追われてしまう男
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.2

思いつく事全部入れました!
みたいな感じ

色んな要素がてんこ盛り
ちょっと入れ過ぎ


いじめられっ子ミアと義姉妹のサーシャ
友達のアレクサとニコールは海底洞窟にダイビングをしに行く

海底の遺跡を
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23:60(2007年製作の映画)

3.0

なんともまたシュール

虚構と現実
アバターによるチャットログの会話劇


「引退します
いままでありがとう」

ネットゲーム上の知合い『Lily』からのメール

何となく彼女のプライベートルームを訪
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.9

何というか
コーエン兄弟って匠だな〜っと思った

西部を舞台にブラックユーモアと皮肉とスリルに満ちた6遍からなるオムニバス


陽気な歌唄いの無法者

銀行強盗のカウボーイの悲運

老いた興行師と四肢
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ホモソーシャルダンス(2019年製作の映画)

3.0

男性社会?をコンテンポラリーで表現


マドンナと取り巻きのメンズ

彼女に告白しようとするが
阻まれる学園ヒエラルキーの最下層学生

しかしマドンナがヒドク拒絶した事により立場は一転


女性をめぐ
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Dawn(2020年製作の映画)

3.7

独特なタッチで描かれた真宵道

キャンバスに描かれた油絵風


何処となくゴッホの『星月夜』を思わせる夜を彷徨う子供

風鳴りの中、コツコツと響く足音だけが夜の街に溶け込み幽玄の時を思わせる

月明か
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