にゃん

抱かれたい男1位に脅されています。のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんというBL作品!といった感じ。
高人にまっすぐな東谷も可愛いし、東谷のことをちょっと遠ざけている高人の感じがツンデレすぎて可愛い。
准太との心の距離が遠ざかっていくように感じた時の、焦る高人も可愛かった。

ベッドシーンが多くて外で見るには人目を気にしながら見る作品でした。笑

高人のセリフ
俺の抱かれたい男一位はお前だ、という心の声が良き。

2
東谷の純粋な気持ちに負け一夜を過ごしてしまった高人だったが、いつの間にか二人は自然と一緒に過ごすようになっていた。東谷の部屋には高人の歯ブラシ・部屋着が用意され、高人の毎日の送り迎えや料理もする東谷。そんなある日、あんなに懐いてきていた東谷が急によそよそしい態度をとってきて高人は飽きられたのかとモヤモヤ。東谷を自宅へ招き自分から襲ったことで実は東谷は風邪でうつさないようにと距離をとっていたのだった。

3
映画「真昼の星」の撮影や宣伝活動で東谷と高人は忙しい日々を過ごしていた。やがて撮影はクランクアップを迎える。 「こいつに脅かされ続けた日々も終わる…」高人は准太と一緒に過ごした時間が終わることに寂しさを感じていた。が、東谷は撮影が終わっても車で毎日でも会いに来ると高人に伝えるのだった。

4
主演男優賞を受賞した東谷は仕事が殺到し、多忙な日々を過ごしていた。一方高人は、毎日会いに来くると言っていた東谷が電話すらかけてこないことに不機嫌になる。そんな時、突如東谷が現れ高人は無理矢理車に押し込まれてしまう。車内には不穏な空気が流れていたが、それは高人への気持ちを落ち着かせる為のもので。
東谷は高人に会いたい気持ちを高人の忙しさを考慮して会うのも電話も我慢していたのだったが、我慢できなくなり会いに来たのだった。少しでも冷静に一緒の時間が過ごせるように、自分のお気に入りの工場地帯へ向かっていたのだった。

5
舞台「紅葉鬼」で東谷と同時期にデビューした綾木千広という俳優と共演することになった高人。初日の顔合わせにも来ない生意気な綾木に業界の厳しさを教えるため、厳しく稽古に挑む高人。そんな高人に苛立ちを感じた綾木は、弱みを握ろうと高人を飲み会に誘い、酔い潰れたところをホテルへ連れ込み寝て抵抗できない高人にキスマークをつける。そして東谷からかかってきた電話にわざと綾木が出て東谷を怒らせる。

6
泥酔した高人は綾木と一夜を共にしてしまった。翌朝、携帯を見た高人は一晩中東谷から連絡が来ていたことに気づく。動揺を隠しきれない高人は東谷といつも通り話すことができず、嘘をついてしまう。そんな中、怒りに満ちた表情の東谷が現れ、綾木と対面することに。しかし綾木と話ヤってはいないと誤解を解くのだった。

10
「真昼の星」の続編ドラマの制作が決定し、再び高人と一緒に仕事が出来ることを喜ぶ准太。一方、准太と高人のスキャンダル写真を撮るため、カメラマンの長谷川が二人に迫っていた。しぶとく二人を追いかける長谷川に気づかず准太と高人は決定的な瞬間をおさえられてしまう。

11
准太と高人のスキャンダル写真が掲載された週刊冬文がついに発売された。「禁断の愛」疑惑で高人は世間の注目の的になってしまう。しかし准太の俳優生命を守る事に必死の高人は、自分の事など気にせず取り引きをした長谷川からの連絡を待っていた。 そんな中、長谷川の前に准太が現れる。今の恋人は別にいて、その人との写真を撮らせる代わりに、元彼である高人との写真は出さないで欲しい、と。高人を守る為に准太は動いたのだった。

12
准太と別れ日々の仕事を淡々とこなす高人。ある日佐々木家の晩御飯に招待された高人は、准太への想いを初めて佐々木に吐露する。翌日、エレベーターで偶然准太と会った高人は関係が終わってしまったのだと改めて実感するのだった。一方で准太は、女性とのスキャンダルを敢えて出してそれはドラマのアピールのための関係でプライベートでの関係はないと国民にアピールして、前記事の高人との記事も信憑性に欠けるんじゃないかと思わせる)ある策を練っていて無事成功。2人は再びよりを戻すのだった。 

13 最終話
准太とクリスマスイブを一緒に過ごす約束をした高人。当日のプランを立てると准太に啖呵を切ったものの、仕事ばかりしてきた高人はプランニングが浮かばず、結局クリスマスイブになってしまう。焦る高人だったが、現場終わりに迎えにくるはずの准太の姿が見当たらず、佐々木さんと探しに行くことになる。しかしどこにも准太の姿はない、と思いきや、実はずっと運転してくれていた運転手に扮していたのだった。いつも自分ばかりが高人を追うばかりと思っていた准太は、必死に自分を探す高人の姿に喜ぶ。そしてプレゼントを用意できなかった高人は自分からキスをするというプレゼントを。准太は激しく喜ぶのだった。
にゃん

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