「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」
作中の前半、何度も聞く言葉ですがこのフレーズが心に刺さります。
話が進むにつれて信じていたあの人や、敵だと思っていたあの子の印象が変わっていったり...
話を追うごとにキャラクターの立ち位置が変わっていくアニメでした。
この作品は大きくまとめると愛を描いた物語だと思うのですが、各登場人物がそれぞれに愛についてトラウマや拘った考えを持っています。
冠葉、晶馬、陽毱。この三人だったからこそ家族になれて、自己犠牲を払ってでも救い合える関係なのだと思います。
最終回でホント〜にボロボロ泣いてしまいましたが、きっとあの手紙を見たことで陽毬が得た感情は見たこともない兄からの愛だったのだと信じます。
OPも歌詞から感じさせるものが多くてとっても魅力的です。
ストーリー、キャラクターデザイン、作画ともにめちゃくちゃ良い作品です!
推しは完全に兄妹たち。決められないほどみんな素敵!