このレビューはネタバレを含みます
怠惰の罪・妖精王キングと、強奪の罪・ディアンヌの関係性に後半涙した。
そのずっと昔記憶も無くし死にかけていたキングをディアンヌが救い、のちに記憶を取り戻し王国を助けにいく使命を思い出しディアンヌの元から離れるキング、そしてずっと私のことを好きでいてくれれば側に居なくても大丈夫だと強がりを笑顔でいうディアンヌ。
のちに再開するもディアンヌはそのときの妖精がキングだとは気づかない、が、昔の約束通りずっと影でディアンヌのことを想い続ける。
戦いの中、ディアンヌが殺されそうになったとき、キングは全身でディアンヌの前に立ちはだかり、自分の防御力をゼロにディアンヌを守ることに徹したりする。
その男魂に堪えきれず涙。
ずっとキングの片想いで終わるかと思いきや、お祭りにディアンヌに誘われ話を終える。
冒険の話、王国を守る為に悪と闘う話。
とても見応えがあり面白かったが、キングのディアンヌを想う恋模様も見どころ満載だった。