Shoko

アクダマドライブのShokoのレビュー・感想・評価

アクダマドライブ(2020年製作のアニメ)
3.8
映画じゃないけど。
アクダマドライブ 観ました。
アニメです。全12話。
今度舞台になるんだけど、ちょっと気になる人が出てて舞台の配信があると信じて(まだわかんない)急に見始めた。
(最後まで全部喋る)
『遙か昔、カントウとカンサイの間で戦争が起き、世界は分裂した。 カンサイはカントウの属国となり、独自の発展を遂げていった。 しかし、政治と警察力は衰退し、犯罪が横行。 その犯罪者を アクダマ と呼ぶ ―。 
本作品の舞台となるのは、高度に発達しながらも歪んだ社会。 その中で、アクダマたちはいかにして自分らしくあろうとするのか。 一堂に会したアクダマたちの美学がぶつかり合う』っていう話です。
とにかくアクダマっていう犯罪者たちがメインの話。
主人公は『一般人』の女の子なんだけどひょんな誤解から警察に捕まって、たまたまそこにアクダマを脱獄させようとする動きがあり、咄嗟に『詐欺師』を名乗ってアクダマになりきり、アクダマたちが受けた依頼に合流してあれよあれよという間にこの世界を震撼させるほどの事件に巻き込まれていくっていう。
キャラクターはみんな名前なくて『運び屋』『ハッカー』『処刑課弟子』とか。処刑課はアクダマを捉えて死刑にしようとしてる警察みたいな人たちね。
私の気になる本田礼生さんは『殺人鬼』の役を舞台でやるんだけど、もう出てきた瞬間「わかる、似合うこの役…」ってなってますます舞台観たい気持ちが募ってしまった。
『殺人鬼』のキャラもかなり好きで、最初は主人公に興味持って天使とか呼んで大事に守ってくれるんだけど、それは実は自分が殺したいからっていうヤバな理由でめちゃくちゃしびれた。
が、しかし、いくら物語の主人公とはいえみんな凶悪犯罪者で一時的な仲間になっても裏切ったりとか全然あるし、あと普通に全員死んだ。
推しも推しじゃないのもみーんな死んだ…
なんなら主人公も死んだ…!
で、この人たちの受けた依頼がなんだったのかっていうと、カントウに連れて行かれようとしてるある兄妹をカンサイに連れ戻し、バンパクパークに連れていくことで、その兄妹がなんなのかっていうと実は不老不死の研究で生み出された人間で、先の戦争でカントウはもう崩壊しててカントウの人たちは体を捨てて精神だけが巨大な機械に取り込まれてるんだけど(何を言ってるの?)その機械の経年劣化を防ぐために不老不死の2人にカントウの人たちの精神を取り入れさせようとしてカントウにしようとしてたの、言ってる意味わかる?私はよくわからん。で、兄妹はそれを逃れようとアクダマに依頼をしたっていうね。兄妹は助かります。

最後2話でその辺が明らかになって突然の超展開に置いていかれそうになったけど、まあまあ大丈夫でした。
とにかくテンポいいしスピーディーに話が進むからめちゃくちゃ楽しい!
話の区切り目がなかったけど舞台でこれ全部やるんかな。映像とかたくさん使って楽しそう、いいなあ。
キャラもいいし世界観も楽しいし、舞台観れないとしても楽しかったからいいや。
Shoko

Shoko