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ゴジラ S.P <シンギュラポイント>のRのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2021年の日本の作品。

監督は「RIDEBACK-ライドバック-」の高橋敦史。制作スタジオはbones、オレンジ。

もう一つのアニメ映画の「GODGILLA 怪獣惑星」シリーズは原作の虚淵玄が苦手なので未鑑賞だったんだけど、こちらは評判も良いし、何よりゴジラファンなので鑑賞。

いや、こっちも難しいなー!

主人公コンビ2人がゴリッゴリの理系っていうのもあるけど、言っていることのほとんどがマジで理論づいていて、全然理解不能。

しかも、怪獣パニックが起こっているのに平然と講釈垂れてるからね笑。

なんつーか「シン・ゴジラ」の会話シーンをもっとディープにした感じ。

まぁ、でもそれが鼻につくという感じではなくて、あくまでも「今回のゴジラはこういった方面で進んでいきますよ」という感じ。

ただ、その分怪獣はたくさん出てきて、ラドンから始まり、アンギラス、マンダ、クモンガといったおなじみのモンスターからサルンガやブロブといった新モンスターまでけっこうバリエーション豊かに登場するから飽きさせない。

特にやはり主役であるゴジラが出るとやはりテンションは高まる。今回はシン・ゴジラと同じくアクアティリス→アンフィビア→テレストリスと進化していくんだけど、遂に最終形態その名も「ウルティマ」となって街を覆い隠すような紅塵の中で暴れ回る様は本当にシン・ゴジラの時に似たような絶望感。

割とごつめの体躯や顔立ちながら、ここもシンと同じく口が裂けてビームを放出する様もかっこよかったなぁ…。

あともう一体の目玉でもあるジェットジャガーもフォルムはそのまんまにする事で逆にダサかっこいいメカ感が出てて面白かった。ラスト、ウルティマと対峙するシーンはそれまでのゴジラ映画にはない感じもまた興味深い。

ラストは「あの人」が登場して、映画でも出てきた「あいつ」なんかも登場して、続編ありありで終わるんだけど、これはシーズン2もあるんかな。
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