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終末のワルキューレのRのネタバレレビュー・内容・結末

終末のワルキューレ(2021年製作のアニメ)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2021年、制作スタジオ:グラフィニカ。

監督は大久保政雄。

原作漫画はずっと読みたかったんだけど、結局読まずじまいでネトフリでアニメがやるってことでちょうど良いやと鑑賞。

神と人間とのタイマンを力強いナレーションと適切な解説を交えて展開していく作りはすごく「刃牙み」を感じさせる。

ただこのスタイル、面白さはあるけど観ているうちに集中が切れそうになる作りでもあって、最終的にはふーんってなっちゃうんだよなぁ。

あと、キャスト陣は豪華なんだけど、実力派とそれ以外のモブとの力量の隔たりがちょいちょいノイズになっちゃったかな。

それに加えて、こういう作品て「実況役」が熱量を上げる大事な要因だと思うんだけど、今作でその役割を担うヘイムダル役の人はちょっと合ってなかったというか、下手に感じた。

あと、絵も肉肉しい感じ出すのは良いんだけど、ちょっと古臭いかなぁ。

展開と絵が良ければもうちょい集中力して観れただけに残念。

ただ、第3戦佐々木小次郎vsポセイドン戦の終盤の展開は激アツだった。背中で語る「ありがとう」とか決着のつけ方をあえて和楽器だけでその死闘の様を物語らせる感じとか、普通にここは見惚れてしまった。

第2シーズンはあるかわからないけど、せっかく題材が良いんだからもうちょい頑張ってほしいなあ。
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