ワンダーエッグ・プライオリティの11の情報・感想・評価

エピソード11
おとなのこども
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あらすじ
桃恵の前に突然現れ生死を問い、パニックの命を奪った異形のモノ「ハイフン」。エッグの世界の変化は、リカの元にも訪れ……。一方、桃恵やリカに起きている事態を知らないまま、アイは地下の庭園に建つ屋敷に足を踏み入れていた。膨大な資料があふれる部屋の中で裏アカと遭遇したアイ。Jプラティの創始者で、かつて科学者だったという裏アカは、とある昔話を語る。
コメント9件
高橋

高橋

AI人造人間フリルがどんどん狂気的になる話 あの口開くリップ音みたいなやつ めっちゃ耳に残る
サクラ

サクラ

今まで積み重ねてきた情熱も、悲哀も全ては身勝手な大人によって組み上げられたものだった。 自分の暇を、自分の欲望を満たすために創り上げたフリル。 そのフリルが自分達の予想した軌道を離れ、独自の軌道を描き出す。 それによって引き起こされた結果をフリルに求める。 再び利己的な理由のために。 ここまで生まれた数多の彼女らの感情、時間を利用してでもアカも裏アカも自分の考える結論へと導こうとする。それは本当に真なのか。 アイは2人の絶望と大人の絶望を胸に何を導き出すのか。
ひろくん

ひろくん

ラストシーンの渾身の台詞に全てが込められている。これまでの戦い、また桃とリカの絶望は意図されたものであったこと。友人を救いたいと願った、邂逅を望んだ四人の感情を大人たちによって利用されていたのだということ。フリルなる肉体と感情を持ったAIを身勝手にも生み出し、破棄し、その上でフリルのみに大勢の少女の自殺の理由を求めようとする赤と裏赤のある種の“頭の悪さ”。次で明かされるように大戸アイは聡明な少女であり、ゆえにこの状況に至っても絶望せずきちんと怒ることができ、さらにその怒りを適切な対象に向けることができる。脚本の筋が通っているとここまで物語を圧縮できる。
slow

slow

「…ぱっ。」 間違いなく今季アニメの中でかなり“異質”な作品。 身勝手な理由で生んでおきながら、子供に憎しみを抱く親という構図は皮肉で、奇妙で、人間らしさが滲み出た回。 似た内容であるSF映画『スプライス』や伊藤潤二のホラー漫画を彷彿とさせる。 もうワンダーエッグとは全く別の作品になってしまったが、これはこれでアリ。 まさかファンタジーバトルからSFホラー路線にシフトするとは一話時点で誰が予想できただろう。 一体どういった結末を辿るのか…続きを見るのがこわい。
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虎舞羅ーコブラー

虎舞羅ーコブラー

このコメントはネタバレを含みます

今回はワンダーエッグが生み出されるきっかけになった過去の話。 アカ・裏アカのAIを使った人造人間であるフリル。彼女の無垢さがアカの結婚により嫉妬へ、そして狂気に変わる瞬間を見せつけられ、驚愕。 前回登場した頭が繭の様な敵も、フリルが作り出したのか?そしてアイ以外の三人は恐怖により再起不能に。 これからどうなるのか…。
あんへる

あんへる

このコメントはネタバレを含みます

タナトスの誘惑、抗えない死への衝動… ヘビーだぜ、こりゃあ。 そろそろ残酷な真実と向き合う時が来たようだ。
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なんくるある

なんくるある

裏アカ「俺はその時感じるべきだったんだ。フリルの欲するものの事を。」
パニエさん

パニエさん

今までで1番怖い話
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平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

狂気開放。 ワンダーエッグに隠された業と罪の過去話。 アカ・裏アカの発明、無垢が嫉妬に変異する。 止まらない少女の死。 その核があの少女? 愛されたかった感情が、歯止めを無くして搾取側? リカも襲われ、アイは真実に歯軋りを剥き出しに。 残り話数で何が起こる? 固唾を飲んで見るしかない!
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