頭文字D Fourth Stageの1の情報・感想・評価

エピソード01
ACT.1 プロジェクトD
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あらすじ
藤原拓海は、高校卒業を機に高橋涼介率いる<プロジェクトD>への参加を決めた。次に対戦するのは、末次トオル率いる栃木エリアのセブンスターリーフだ。拓海のハチロクとダウンヒルバトルするのは、ハチロクに比べて一回りも小さいトオルのロードスター。そしてついに始まるダウンヒルバトル!
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8823peメモ

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「この前買ったばかりじゃない…」「あれは安いだけのタイヤだから、グリップがダメなんだって。タイムアタック用の勝負タイヤがどうしてもワンセット必要になっちまったんだ。頼むよナオ、このとおり!夏のボーナス出たら速攻で返すからさ」「トオルは車にお金掛けすぎだよ…」「え?」「少しは将来のこと考えて貯金くらいしてよ。私たち、付き合い始めてもう6年なのに、こんなんじゃいつまでたっても結婚なんかできないよ」「またその話かよ。もう耳にタコができてるよ」「分かってくれないから何遍でも言うんでしょ?…分かった。そんなに言うなら貸してあげる」「ホントか!?助かったー!」「けど、条件付きだからね」「条件?」「もし、今度のバトルで負けたら…走り屋辞めてもらうから!」「な、なんだって!?」「私、本気だからね今度は。トオルが約束守ってくれなかったら本気で別れるからね」 「新品のタイヤのフィーリングは上々だ。とにかく勝つ!ナオのことは大切だけど、走り屋辞めるなんて冗談じゃねえ!」 「そっちは見たところ、FDとハチロクの2台しかないけど、2台だけなの?初めから」「ウチは遠征専門ですからね。無駄がないように台数を絞ってるんですよ。ハチロクが下り担当、FDが上り担当、ウチのダブルエースです」 「案外行儀がいいっていうか、フレンドリーな奴らで拍子抜けだな。走る車が2台なのは意外だけど、ワンボックスが3台も来るってのはなんなんだ。サポート部隊か?」「ハチロクの足回りのセッティングなんですけど、最終的にはこんな感じで…」「アイツらやっぱり普通のチームじゃないな。走り屋のチームっつったら全員で走るもんだろ。それなのに、たった2台にサポートがつくなんて。チームはチームでも、まるでサーキットを転戦するレーシングチームだぜ」 ★「分かった、これでいい。なるべく藤原にも感想を言わせて自分で考えさせるようにしてくれ」「はい」「まだ大したことは言えないと思うけど、今はとにかく考えさせることが大切だから」 ★「ビデオは見たか?」「はい、40回くらい」「なら、コースは頭に入ってるな?初めの5本は7割ぐらいで流せ。ビデオで見るイメージと実際に走るのでは微妙なズレがあるからな。まず、そのズレを修正するのが最初の仕事だ」「はい」「啓介も分かっているな?ペースを上げていくのはそれが終わってからだ」 「トオルの言う通りかもしれねえな。〝一晩で何ができる〟か…そう思わなきゃやってらんねえぜ。色々考えたところで結局コースに飛び出しちまえば信じられるのは自分のドラテクと車だけだ」 イツキ、正社員としての初給料でハチゴーにターボを付けることを決意。ローンの見積もり出したとのこと。 🍁R-20 「ま、涼介の考えてることは最後まで俺たちには分かんねえこと多いけどな。だが、いつも最後は必ず涼介が言ったとおりの結果が出る。信じていいぜ」 山火事用心 「それじゃあ文太、まだ拓海に配達やらしてんのか?」「ああ、前と変わらねえよ」「そんなこと言ったって、アイツも今は立派な社会人だ。昼間働いてんだろ?」「別に文句も言わねえでやってるよ。前よりきちんとやってるくらいだ。プロジェクトDとか言うチームがいい刺激になってるようだ」 ★「ハチロクだからって油断するなよ、トオル。絶対普通のハチロクじゃないぜ」「分かってるって。相手の車がなんだろうと、俺には関係ねえ。俺は今、自分にできる最高の走りをする」「トオルさん…」「シンイチ、手出してみ。な、分かるだろ。俺、震えてんだ。怖えんだよ、ホントはびびってこっから逃げ出したくなるくれえ怖え。だけど、同時に嬉しいんだよ。嬉しくてたまんねえ。なんでか分かるか?俺、プロジェクトDに感謝してるんだ。長い間、走り屋やっててもこんなスゲーテンションで走れるなんて滅多にねえ。今日のバトルは俺にとって一世一代の檜舞台だと思ってる。セブンスターリーフの代表として、悔いの残るようなみっともねえ走りは絶対しねえからな」「その意気だぜ、トオル」「さあて、ぼちぼちおっ始めるとするか!」 ★「末次トオルだ、よろしく」「藤原拓海です」「〈な、なんだ?この感じは。今までこんな風に感じたことはなかった。痺れて…痺れてたまんねえぜ。俺を守ってくれよな、ナオ〉」 「トオルさん、俺はトオルさんの下りの突っ込みに痺れてこのチームに入ったんだ。〝命知らずの神風ダウンヒラー〟トオルさんの下りに着いていける奴なんて一人もいないよ!よそから来たハチロクなんかに負けるわけねえよ!」 ★「先行を選んだのは俺にとっては正解だ。自分のリズムを狂わされたらダウンヒルは命取りだからな。冷静になれ、勝ち負けよりも自分の力を全部出し切ることが重要なんだ」 ★「ハチロクに比べさらにひと回りコンパクトなロードスターは小型軽量ゆえの軽快なフットワークが最大の武器だ。そして、それを操る末次トオルのダウンヒルは俺の見たところ、ハイスピードの突っ込みにすべてを賭ける荒っぽいスタイルだ。ありとあらゆるコーナーを慣性ドリフトでくる。突っ込みのスピードをギリギリまで高めるところからすべてが始まるドライビングスタイル。非力なロードスターという車によってアイツのテクニックが育てられてきたと言ってもいいだろう」「てことは、藤原と…」「そうだ、藤原とハチロクの関係によく似ている。たったひとつの違いを除いては」 ★「このコースのポイントは終盤に現れる蓋のない側溝が続く地点だ。あの地点の攻略の仕方で勝負は決まる」「それだよ、あんな落とし穴みたいな側溝に逃げる以外の積極的な攻略法が本当にあるのか?」「あるさ。藤原にはもう教えてあるんだ。荷重移動のテクニックを極めていないと危険なトライだが、啓介と藤原の二人ならばやれる。俺が選んだDのダブルエースだからな」BGM - LET'S GO, COME ON 「さすがというか…ここまで俺にくっついてこれた奴は今までいなかったぜ。あれが普通のハチロクじゃないことは間違いないが、そんなことよりは乗り手の問題だ。凄い奴だぜ…けど、追い詰められてる感じはしねえ。多分、向こうは着いてくるだけで目一杯なんだろう。このバトル、勝てる!無理についてくるならどうなってもしらねえぜ!命が惜しけりゃ引くんだな!」 ★「涼介さん、まだ差は着いてないようです」「分かっている。〈これからだ、群馬エリア最速のダウンヒラーが…牙を剥くのは〉」
氷頭

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シーズン3がないー!
ゴキゲンスリム

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Tthird Stageなんでないんだ? ハァ?!←わかる インベタのさらにインというのは空中に描くラインだ! 掟破りの地元走り!