もう夏

冴えない彼女の育てかたのもう夏のレビュー・感想・評価

冴えない彼女の育てかた(2015年製作のアニメ)
4.8
10.14.2023

ゲーム制作から始まる、恋。全オタクが憧れる青春グラフィティ
桜が舞う坂道で名も知らぬ少女と運命的な出会いを果たしたオタク高校生・安芸倫也。彼はその少女をメインヒロインにしたギャルゲーを制作するために行動を起こす。がその矢先、その少女が普通で目立たないクラスメイト・加藤恵だったことを知り……。
ヒロインたちと真剣にゲーム制作に打ち込みながら、ラブコメを繰り広げていく様子は羨ましさの塊。同時に、ゲーム制作の難しさ、クリエイターの苦悩にも目を向けたい。

ありえんくらいないた
最高



#0 愛と青春のサービス回
サークルのメンバーと一緒に、制作中のゲームのロケハン旅行へと向かった倫也たち。露天風呂でもどこでも喧嘩ばかりしている詩羽と英梨々。自由過ぎる美智留。


#1 間違いだらけのプロローグ
桜が舞い散る坂の上で、高校2年生の安芸倫也は白いワンピースの美少女に出会う。その出会いに運命を感じたオタクの倫也は、彼女をメインヒロインにした「最強ギャルゲー」を制作する事を決意する。


#2 フラグの立たない彼女
あの日、運命を感じた美少女は、なんてことはないただのクラスメイト、加藤恵だった。「メインヒロイン」のイメージ像とは程遠い薄い存在感の恵に、倫也は途方に暮れてしまう。


#3 クライマックスはリテイクで
ゴールデンウィーク明けまでに英梨々と詩羽を納得させる企画書を作る事になった倫也。そこで恵をミーティングに誘うが、恵はゴールデンウィークいっぱいは家族旅行で北海道にいると言う。


#4 予算と納期と新展開
霞ヶ丘 詩羽、その正体は、シリーズ累計50万部突破『恋するメトロノーム』原作者、超人気女子高生ラノベ作家、霞詩子である。次回作も期待されているのだが、全くプロットが進んでいない。


#5 すれ違いのデートイベント
ついにサークル活動がスタートした。英梨々は恵をモデルにしてキャラクターデザインを始めるが、全くキャラの立たない恵から二次元的メインヒロインをデザインするという作業に早速頭を抱えていた。


#6 二人の夜の選択肢
次回作の取材のため町田とともに和合市を訪れていた詩羽へ倫理君からの着信が続く。気になりながらもその電話に出ることができない詩羽は、倫也との出会い、半年前の出来事を思い出していた。

まじで天才すぎる
うたは先輩回を美しくかわいく、さらに本筋と並行して進むように、そして切なく愛おしく纏めておきながら最後に、圧倒的メインヒロイン加藤の変化を、伏線回収という形で……ッ!!
天才すぎる、こんなに泣かせかつ萌えさせるな


#7 敵か味方か新キャラか
日付変わって日曜日の午前2時半、泣きすぎて痛む目頭をつまんで温めながらキッチンへ、さっきつくってたジャックオーランタンのココポップをチンしてあっためたホットミルクにとかして、ひとくち飲んだあとマグカップ片手に戻ってきてまた寝っ転がって観賞
うまい

夏コミを控え修羅場モードの英梨々に呼び出された倫也。原稿が遅れている原因が自分であるため手伝いを申し出るが、同人誌作りに関して素人である倫也に英梨々はストーリーを考えてほしいと言う。

オタクの世界でのし上がる夢って、マジで何?


#8 当て馬トラウマ回想モード
キャラクターデザインの方向性を打ち合わせるため倫也の部屋を訪れた恵だったが、そこには夏コミ開始を翌日に控えて原稿を進める英梨々と手伝う倫也の姿があった。


#9 八年ぶりの個別ルート
走り去る英梨々にただ立ち尽くすことしか出来なかった倫也。自室で目が覚めた倫也は、目の前にいる詩羽に驚きの声を上げる。恵からの連絡に詩羽はすぐさま駆けつけたのだった。


#10 思い出とテコ入れのメロディ
倫也、英梨々、詩羽、恵の4人がゲームでのお風呂遭遇イベントについて、ビデオ通話をしていた夜。時刻はいつの間にか0時半に。本日のネット会議は解散して倫也は風呂へ向かうが…。


#11 伏線回収準備よし
サークルの音楽担当として美智留を他のメンバーに紹介する倫也だが、オタクへの理解を得られず、美智留から「痛い夢追っかけてないで、脱オタして現実見ようよ」と言われてしまう。

見栄、張るよ
女の子ならね


#12 波乱と激動の日常エンド
ゲーム制作の進行が遅れている中、英梨々や詩羽には事情を明かさぬまま、「icy tail」のマネージャーも引き受けた倫也。彼の尽力により、ついに「icy tail」は初ライブを迎える。
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