めっちゃ夏じゃん

かくしごとのめっちゃ夏じゃんのレビュー・感想・評価

かくしごと(2020年製作のアニメ)
3.6
10.30.2023
月曜日の夜8時、寝室にて観賞

親バカ漫画家の「かくしごと」と愛娘の日常を描くドタバタ・ハートフルコメディ!
ちょっと下品な漫画を描いているベテラン漫画家の後藤可久士。彼が何よりも優先するのは、小学4年生の愛娘・姫のこと。そんな親バカな可久士が姫に知られたくない「かくしごと」は、自分が漫画家だということ。日々、自分の仕事を隠し通そうと奮闘するが……?
自身が漫画家であるということを娘にひた隠しにする父・可久士が、あらゆる状況で「隠し事」をする姿に爆笑必至!時折入るちょっぴりシリアスなドラマも見どころ。

家族と愛と、未来
暗喩とか、ちくいち綺麗な漫画だった コメディラインもぜんぶおもしろいしストーリーを描くうえでこの線画みたいに無駄がない
キャラデザがいい


#1 「かくしごと」「ねがいごと」
ちょっと下品な漫画を連載中の後藤可久士は、娘・姫にばれるのを恐れ、漫画家であることを隠し続けていた。ある日、連載する「週刊少年マンガジン」の新しい担当編集者・十丸院五月が間違って自宅を訪問し…。

#2 「ビーサンとB4」「おかない かかない しあげない」
姫は臨海学校へ出かけるが、砂浜で遊ぶ姫の姿をバルコニーから眺める男がいた。娘が海でトラブルに巻き込まれるのではと心配し過ぎた可久士が、知り合いに別荘を借り、アシスタントを引き連れてやってきたのだった。

#3 「やりくりサーカス」「漫画の実情と筋肉」
ゴトープロのアシスタントたちがけがをしてしまい、可久士の原稿が危うくなる。十丸院は新アシスタント・阿藤勇馬を紹介するが、可久士は「あの十丸院がまともな新人を紹介するとは思えない」といぶかしがる。

#4 「ノルマエ・ナマエ」「コマ割りスケッチ」
ある日、可久士の美容室の会員カードを見た芥子駆は、「後藤和士」の文字に「可久士はペンネームだったんですね」と尋ねる。すると、可久士は「世間では後藤和士で通っており、本名が可久士だ」と告げる。

#5 「それでも鉢は廻ってくる」「泊めたねっ!」
十丸院から漫画新人賞の審査員を頼まれた可久士。1度は断るが、姫から「嫌な当番も誰かがやらないと、社会が回っていかない」と先生に教わったことを説かれ、態度を一変させる。後日、大量のダンボール箱が届き……。

#6 「スクールランドセル」
後藤家の玄関に「だてなおとより」というメモが添えられた新品のランドセルが置かれている。姫はふたつのランドセルを背負い、可久士は写真を撮る。そして、「だてなおとより」のランドセルを押し入れにしまい...。


#7 「いぬほしき」「母子を継ぐ者」
「子犬の飼い主募集」のチラシを持ってきて、可久士にお願いする姫。悩む可久士は、公園でイヌを連れた一子先生と出会う。「ひとりでいることが多かったから、この子には救われた」と、先生は愛犬を優しく撫でる。


#8 「おれたちの下描き」「残念記念組」
子犬の名前がまだ決まらない。ひとまず姫は「ゴル(仮)」とするが、いよいよ区役所で本名を付けることに。迷い続ける姫だったが、窓口係のある一言で決める。姫は笑顔で「最初から名前は付いてた!」と言うが…。

#9 「師走は君の嘘」
時は12月、漫画家にとって試練の「年末進行」がやってきた。編集部が年末年始を休むために、締め切りが前倒しになる厳しい期間だ。だが、出版社の年末パーティを楽しみたいゴトープロの面々は、やる気十分で...。


#10 「I''S(伊豆)」
年末進行に立ち向かうゴトープロ。年内に年明けの分まで描いておけば正月休みが取れると、さらに先の締め切りまで進行しようと試みる。ところが、可久士は「描きだめができない」と筆が進まず...。

#11 「最終回平気彼女」
ある夜、姫から「家族会議したい」と告げられた可久士はうろたえ、「うちには会議室がないから、会議室を作ってからにしよう」と返す。翌日、姫は学校で「会議室がなくても会議はできる」と聞き...。

#12 「ひめごと」
可久士が「毎年やっていこう」と言った3人きりの誕生日会が、ずっと続くと信じていた11歳の姫。時は流れ、18歳になった姫は、何者かから鍵と地図を手に入れ、江ノ電に乗って鎌倉にある家を目指す。