ヴィンランド・サガ シーズン2の15の情報・感想・評価

絵コンテ：内田信吾　演出：五十嵐季旺

鑑賞日：2023/06/07 鑑賞方法：Amazon Prime Video

やたらよく喋る（台詞が多い）モブキャラって大抵死ぬんだよなあ（笑） ガルザルがちゃんと昔のこと謝ってて安心したよ。 トルフィンも本当に変わったね。 さてこれからどうなる農場。

ガルザルの噛み砕く力つよすぎ！口だけであれだけやれりゃ両手解放されたらやべーな！

やっぱそうなるよねぇの巻。 ガルザルよ、そこに愛はあるんか？

アルネイズさん、逃亡に加担してしまいバッドエンド確定😢 トルフィン、また不戦の決意を固め 遥か西の大海の果て緑の土地を目指す やっといい話が聞けたのに…😥

ケティルが絡んでくるもんだと思ってたのだけど展開が思ったより早い。アルネイズはガルザルを逃しそのガルザルは蛇の手下を4,5人殺してしまった。あぁ2人が助かるには逃げ切るしか道がもうないだろうな…。 トルフィンとエイナルはその頃、非暴力で戦争と奴隷を無くすという無理難題について話していたがトルフィンはレイフが子供の頃話してくれた土地のことを思い出す。はるか西の土地、ノルド人がこれないその場所に理想郷を建てる。そういう途方もない夢を2人は思い描く。 (ただこの夢が問題なのは我々が2023年のこの時点から知っている歴史では大きな流れとしてはむしろこの逆の悲劇が起こったからである。1492年コロンブスのアメリカ大陸「発見」から始まるアメリカ大陸への植民。トルフィンたちの思い描くような形の夢は、偶然にも(?)メイフラワー号的な「はぐれ者」たちが船に乗りはるか西の場所で作り上げた理想郷という物語でアメリカ合衆国の建国神話の中に生き残っているが、それに伴ったのはネイティブアメリカンに対する虐殺であるし、同時に大西洋を股にかけた三角貿易の中でノルマン戦士並みの残忍な人間狩りがアフリカでなされ、まさに弱い者から奴隷にされていきアメリカ大陸へと連行されていった。大きな流れとして起きたこの出来事を前にするとトルフィンたちの話はやはり夢物語として見るしかなく大きなスケールの中では既に失敗が決定づけられている。トルフィン達のこの物語はどういうサイズ感で見ればいいのかは今のところよくわからないところではある)

いつだって取り零したものは二度とは戻らない。仮に戻っても最早それはかつてのもとにはなり得ない。トルフィンは「背負う」覚悟をようやく己に誓ったけれど、彼は罪を背負えぬ上にアルネイズさんを裏切った。その余波が完全に蛇の怒りを買っちゃうし、アルネイズさんも一体どうなってしまうんだ… まさかかつてトルフィンと心を通わせたホルザランドがトルフィンに忘れてたことを思い出させてくれるとは…今回二回感動でした。 どうしてるんだろ、ホルザランド…