赤毛のアンの30の情報・感想・評価

エピソード30
虚栄と心痛
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あらすじ
アンがひとりで留守番をしていたある時に、行商人が訪ねてきた。最初は相手にしなかったが、行商人の巧みな言葉に乗せられて、黒髪にする毛染めを買ってしまう。さっそく、髪を染めてみるが・・・。
コメント5件
蒼空

蒼空

マリラの北原文枝の怒った時、アンを心配する時の声の変化がこの事件をさらに盛り上げてる。 アンが大袈裟に嘆き あああ こんなに悲劇的なことってあるかしらーーー云々「切っていいのかね」というマリラ。この可笑しさ。 ショートカットのアン すごくかわいい。 現代なら 赤毛と途中から緑でウェイブがあるなんてさらにいいんだけどね。 「赤毛には違いないけど、何しろ長くてたっぷりあってそれに巻いていたんですものね」 アンの髪の状態はふわふわの赤毛だったようだ。 マリラがアンが約束を破って家にいない!と怒りなが、普段の生活の所作の演技が自然ですごい。めまいと頭痛のような仕草から、火をつけて夕飯の用意。ストーブに薪をくべる時ナタで火が入りやすい細工をする。これは日常の一連の仕草。なんでも無いシーンでも怒りや愚痴が止め絵ではなく日々の動作で人物の説明となりアニメーターはそれこそ、想像力を働かせたと思う。 ダイアナが相変わらず親切でかわいい。 素敵だなあ。ダイアナ。二人で大泣きする窓辺には鉢植えのボニー アンにベルベットのリボン。 シャーロットタウンの最新流行の髪型といっても通用する と励ますダイアナ。 可愛すぎる。 行商人 原作でイタリア人の行商とマリラが言うとアンはユダヤ人だったという。このあたりが原作からカナダの歴史が出てくる面白さ。 予告で髪が伸びてて残念
Clary

Clary

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赤毛のアンといったらこのエピソードのイメージ強い。 コンプレックスな赤毛を変えたく染色に手を出してしまったアンが よりコンプレックスな緑色になってしまったお話。 絶望に陥ったアンへの、マリラ、マシューそれぞれの接し方が それぞれの愛情感じる。 大胆に切った髪に、ダイアナのくれたリボン、 似合ってかわいく映る。
あたし、お茶の支度するわ
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真田ピロシキ

真田ピロシキ

危険ワード「にんじん」はすかさず引っ込める行商おじさんは流石。虚栄心と非難されるが、今の世なら心を痛めるほどのコンプレックスをなくせるのなら少し見た目を変えるくらいどうってことなかろう。緑の髪だって全然アリ。ビリーアイリッシュもBLACKPINKもアニメに出てきそうなグリーンヘアーだ。そう言えばアニメではこういうカラフルな髪が当たり前なので、基本現実的な色の髪しかないこのアニメは一周して新鮮かも。マリラの親バカモードは表向きは厳しい分、いつも甘いマシューより印象強い
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ゆず塩

ゆず塩

このコメントはネタバレを含みます

【30話『虚栄と心痛』:(アンが髪の毛を染めるのに失敗して、虚栄心の愚かさを学ぶ話) 留守番をしているアンの元に行商人がやってくる。行商人のお涙頂戴の話に乗せられて毛染め薬を購入するアン。早速それを使うアンだが、カラスの濡れ羽色になるはずの髪は緑色に染まり悲鳴をあげて絶句する。それから1週間家から出ないで、色を落とそうとしたが上手くいかず。マリラが髪を切ってやり、アンは学校へ行った。事情を知っていたダイアナが秘密を守り、緑の髪をしっかり切ったマリラのおかげで、髪のことは誰にもバレずに済むのだった。このことから、アンは自分の虚栄心を戒めることを胸に誓うのだった。】 アンが大袈裟に泣いているのを見ると、つい笑ってしまう。髪を切るときに色々言っているのが本当に面白い。ただ今回はマリラも笑っていない状況で、笑っている自分が若干申し訳なく感じた。……見ている方々って、このアンの号泣する様子って笑っちゃわないのかな? 私が人の心がなかったりする?? まぁ、この状況でアンが目の前に居たら笑えないんだろうけど。 マリラがかなりアンの事好きになっていると言うのが分かる話だったな。いや、知ってたけども。アンを悪く言うリンド夫人に怒ったり、アンのおしゃべりを気にせず聞いていたり。本当仲良しじゃん。一方で、厳しく育てているから、ぬるすぎずいい関係ですよね。 お話の運びとして、わかりやすく持ち上げて(マリラがアンの留守番を信じる)下げる(留守番でやらかしている)をやってるよね。一つのお話として面白かった。 アンが「物語の中の女の子は、何か良い事のためにお金を稼ごうとして、自分の髪の毛を売ったりするわ。」とか言っててとりあえず『若草物語』のジョーを思い出した。『レ・ミゼラブル』のファンティーヌも髪売ってたな。アンは、なかなか特殊な理由で髪をバッサリ切るねぇ。
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