赤毛のアンの41の情報・感想・評価

エピソード41
クィーン学院への旅立ち
拍手:1回
あらすじ
クィーン学院へ旅立つための準備に忙しいアン。それはもちろん楽しい事。けれども一方では辛い事。別れの日が近づくにつれて、今までよりも、アンに対するマシュウとマリラの愛情、アンの二人に対する感謝と愛情がより強くなっていった。遂に旅立ちの日が訪れた・・・。
コメント3件
アン、この本をおぼえている?
真田ピロシキ

真田ピロシキ

アンが街の生活を気に入って帰ってこなくなったらどうするというリンド夫人の質問にアンの意思を尊重すると返すも寂しい表情を浮かべるマリラ。その抑えた感情がスペンサー夫人の提案を断るアンへの笑いや朗読で泣き出す姿で噴出する。アンがグリーンゲイブルズに来たばかりの頃を思い出すマリラ。割と回想が多くて尺稼ぎのような印象を抱きそうなものなのに、これは改めてアンの成長に感じ入るマリラの心情描写として機能していて、この長い物語に付き合ってきた視聴者も共有できる。よく見比べるとアンだけでなく、マリラとマシューも随分老け込んでて、歳月の経過に真剣なアニメである。アンが来たのを神の思し召しと語るマシュー。信仰がある人ならそう思いたくもなるだろう。
いいね!2件
ゆず塩

ゆず塩

このコメントはネタバレを含みます

41話『クイーン学院への旅立ち』(旅立ちの数日前から旅立ちまで。アンに養子の話が出てきて断り。昔を思い出して涙するマリラ。) 【マリラは、リンド夫人からジョーシー達がイブニングドレスを用意していると聞く。 スペンサー夫人がやってくる。スペンサー夫人は、アメリカの富豪がアンを養子にしたいとの話を持ってきたのだった。夢心地になるアンをみてスペンサー夫人はその気になるが、アンにはその気が全くなかった。アンの態度が思わせぶりで腹を立てるスペンサー夫人。その様子をこっそり聞いていたマシュウとマリラは大笑い。 マリラは、アンにイブニングドレスを用意してやる。ドレスを着たアンは、ホテルで行った朗読をマリラとマシュウに見せる。子どもの頃のアンを思い出して涙するマリラ。アンは、「外見が変わったが、心の中では小さなアンなの」とマリラに抱きつく。 そして、アンはシャーロットタウンへと旅立っていく。】 <その他> ・面白いのだけれど、最近『子どものころを思い出す』という展開が多くてちょっとくどいかな?それで泣けるのはわかったから! ってちょっと思ってる。泣けるんだけど。 ・これは私の考え方に問題があるのかもしれないが、【子どもが親に「成長しても、私はいつまでも小さな子どもだよ」っていわないよなぁ】、って思ってしまった。現代では特にそうでは?過保護な親にウンザリしている(成人した)子どもとかが目立つじゃないですか?マリラは、過保護じゃないからいいんだけれど。子どもに依存している親とかは、このアンとカスバート家の関係を見るとものすごく感動するのではないかしら。家族愛としては、本当に美しいと思うんだけれど。だけれども、なんだよね。昨今の子どもが親離れをしたがり過ぎなのかな……。難しいな。 ・もっとも、アンとマリラは、血のつながった親子ではないからね。血縁以上に強い結びつきを持っているのは涙ぐましい。
いいね!1件