クロスゲームの1の情報・感想・評価

エピソード01
四つ葉のクローバー
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あらすじ
スポーツ用品店の息子、樹多村光は、バッティングセンター&喫茶店「クローバー」の月島四姉妹と幼なじみ。しっかりものの長女・一葉(いちよう)。明るく素直な次女・若葉(わかば)。ちょっぴり無愛想な三女・青葉(あおば)。元気いっぱいの四女・紅葉(もみじ)。 光は若葉に頼まれて、スイミングスクールまで自転車で送ることに。学年で一番可愛いくて、男子に人気のある若葉。そんな若葉と仲が良い光は、すれ違う同級生たちから羨ましがられる。その中には、学年で一番喧嘩の強い赤石が!赤石から逃げようと、光は同級生の中西たちがやっている草野球に飛び入り参加をする。しかし、赤石は光を追いかけ、相手チームにピッチャーとして乱入。名門リトルリーグに所属していた赤石が光へ本気の勝負を挑む! 夏のある日。若葉は、光と夏祭りに行く約束をして、キャンプに出かける。数日後、光が何気なくつけたテレビでは高校野球が流れている。攻守交替の合間に聞こえるニュース。耳を疑う光・・・。身動きできない光をよそに、テレビでは高校野球が再び流れる。
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ウシュアイア

ウシュアイア

このコメントはネタバレを含みます

ーーーーーー (第1話視聴後 2021/12/02 23:21) スポーツ用品店の一人息子樹多村光(コウ)は家族ぐるみで交流があった月島四姉妹の誕生日が同じ二女・若葉と野球好きの三女・青葉の影響で野球を始める、という話のようだ。 原作未読だったので若葉がヒロインかと思いきや第1話のラストでまさかの展開。 よくよく考えてみると、序盤でのこの展開は過去の作品でもあったのだ。また、飄々とした主人公と幼なじみのヒロインのラブコメ、主人公の覚醒はあだち充野球漫画の基本フォーマットで、本作でも崩れていない。とはいえ、主人公やヒロインが時代に合わせて立ち位置が変わっていることだ。 まず、ヒロインの青葉は男に混ざって野球をするプレーヤーである。もう、マネージャーがヒロインになる時代じゃないのかもしれない。 あだち充作品では原作漫画では饒舌なのは無粋という空気があり、主人公の心情を独特の「間」で表現し、また本音を語らないことで主人公の心情を浮き上がらせてくることが多かったが、コウはこれまでの主人公に比べて、自分の気持ちに比較的正直であることが一周回って新しい。まだ序盤しか観ていないが、主人公の語りにも注目してみたい。 ちなみにあだち充で一番好きなのは『ラフ』。アニメ化切望。
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