∀ガンダムの24の情報・感想・評価

エピソード24
ローラの遠吠え
拍手:12回
あらすじ
ディアナ・カウンターの陣地で唄い揺れる連中がいた。先々々代が地球に帰還していたというムーンレィスの末裔で、ディアナ帰還を聞き、馳せ参じてきたモビルスーツ部隊“レット隊”のキャンサーやムロンたちである。だが、奇妙な風習を持つに至ったレット隊はディアナ・カウンターの正規軍からは異端視されていた。キャンサーたちは名誉を回復するため、ムーンレィスの裏切り者、ローラ・ローラを捕まえようと、ある作戦を始めた。ソシエやギャバンは、襲撃を受けたという村に向かうが、一足遅かった。 ハリーは、ミランに補給が滞っているため、地球の村を襲う者が出始めていることや、ミリシャが包囲する戦力を整え始めたことを報告する。 手ぶらでミリシャ陣地に帰投したソシエの結婚話はそのまま進んでいるようで、陣地中の噂になっている。グエンはアメリア大陸の合衆国建設にはいい材料だと利用する構えで、ルジャーナ領のマリガン中佐にも協力を求める。 ロランはソシエの真意をそれとなく伺うが、ふたりの間に、野戦病院の手伝いに向かっていたディアナが戻ってきた。病院が白ヒゲの機械人形に襲われたからだ。 驚くロランはすぐにギャロップで病院へ駆けつけた。看護婦長が、襲ってきたのはヒゲのついた機械人形だと言うが、メシェーはボーッとしたロランの顔を見せて犯人でないことを教える。  傷痍兵たちに炊き出しをしようと、ソシエやメシェーたちが手伝う頃、ロランはディアナにニセのローラは捕まえるためビームライフルを使う話をする。 その頃、スエサイド部隊がヒゲを付けたフラットを追っていた。ロランもすぐに合流し、彼らのやっていることはディアナが許さないと言い切る。すると、ロランに向かってムーンレイスを裏切って戦争を大きくしていることをなじるのだ。 ホワイトドールと対決したキャンサーは、ロランがローラではないと思い込み、ミリシャに増援がついたので撤退する。地球に住みながら地球人と融和できないムーンレィスに空しさを覚えるロラン。ディアナは、レット隊の悲劇の罪を悔い、戦争の暴走を止めるために月へ戻ることを決心するのであった。
コメント5件
えりこ

えりこ

このコメントはネタバレを含みます

レット隊大暴れ 原因は過去に部下を地球に残した自分にあると自責の念に駆られるディアナ様 自分の経験をもとにディアナ様のせいではないと教えるロラン ロランの優しさに感動…( ; ; ) そして自然にダンスを始める2人のシーンが美しい…。
レッド隊、この時は陽気な連中なんだけどな。戦局がお互いまとめる者がいなくて混乱してきたな。 ロランに人の心を解くディアナ。ハリルとの距離を感じるキエル。 野戦病院を襲うなんで軍規が乱れているし酷い。 ぶった、親父にもぶたれたことないのに…とは言ってませんね。 これはディアナ様自らレッド隊を説得しないと聞く耳もたんな。
いいね!8件
ニカイドウ

ニカイドウ

フラットに乗るヒッピー風のムーンレイスの末裔達は、地球人にも馴染めずムーンレイスからも差別を受けている。 ルジャーナ領とイングリッサ領。 なるほど。ミリシャはほぼ私設軍隊で、イングリッサのミリシャとルジャーナのミリシャは普段は自分の領地だけ守ってるんやな。ムーンレイスがイングリッサに来たからグエンが交渉したってだけで、グエンは地球代表じゃ無かったんや。で、今はルジャーナで交渉してると…。戦争が激化してきてるけどな。グエンが失脚したと思ってたけど、ソレイユがルジャーナに移動したからグエンが口を出せなくなったってのが正しいのかな? ちょっと理解が深まった。 で、グエンはムーンレイスの亡命者をイングリッサに受け入れていると… …え?ソシエがギャバンと結婚? なんか、前回からカップリングが多くないか? キエルとハリー、フランとマウンテンサイクルで発掘作業してたけど、ミリシャに入ったんかな?髪の毛赤い後ろで2つくくりにしてるヤツ。 グエンとリリ… そして、ヒゲを付けただけのフラットがヒゲを投げる! 急に始まった謎の社交ダンスが良かった。
いいね!6件
KEiGO

KEiGO

このコメントはネタバレを含みます

月の崇め方はこの世界でも共通なのか笑
いいね!2件
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

月を見て踊るレット隊のシーンからスタート。 彼らは先祖の代に月から地球に降りてきて、事が起きたらムーンレィスのために働くことに働く事を誓った一族の末裔ですが、月を愛でての興奮の仕方は尋常じゃないですよね(笑)。 で、ミリシャをちょこちょこ攻撃して食糧を奪ったりしてるみたいです。 ディアナ・カウンターは確かに技術力では地球のミリシャ達を圧倒していますが、本国をメンテナー一派に抑えられているせいもあり、補給に難があるみたいですね。 ミリシャはイングレッサとルジャーナが共同で戦っていて、特にギャバンとソシエは良い感じ。それを面白く思わない人たちもいる事はいますが、概ね受け入れられてます。 レット隊の面々はディアナ・カウンターから差別的な扱いを受けます。まあ、確かに月を見て吠えて踊る彼らは生粋のムーンレィスとしては少し異質ですけどね。 怒ったレット隊はその怒りを「裏切り者」ローラに向けて、ヒゲをつけたフラットで村々を襲い、食糧を掠奪して回ります。 駆けつけたミリシャによって撃退はされますが、キャンサーとロランは平行線のままでした。 ロランには、キャンサー達がなんでディアナの意に背いて戦争を拡大するのか理解できないし、ギャンサーには、なぜムーンレィスを裏切ったロランがディアナの名前を出して、こっちを一方的に責めるのか分からないですしね。 撃退後、ディアナを慰めるロランと、混乱を正すためにも一度月に戻る事を決めたディアナが踊るところでおしまいです。 レット隊の面々、キャラが濃すぎる程濃くて、結構大好きです(笑)。