全13話の恋愛アニメ。P.A.WORKSさんの原点と言っても過言では無い傑作
〜簡単なあらすじ〜
“呪いをかける事ができる”と噂を囃し立てられている乃絵、そんな乃絵に主人公の眞一郎は出会う。そこから眞一郎は乃絵に気に入られて、毎日、飼育してる動物の餌を貰ったり、眞一郎が祭りの為に練習してる所へ来たりとする。しかし、眞一郎には幼なじみで、同じ家で暮らしてる“比呂美”という存在があった。そこに、親友の三代吉と付き合っている愛子という存在も関わってくる。この複雑に絡み合った関係性に主人公の眞一郎は様々な想いを抱える
《率直な感想》
個人的に好きな恋愛アニメ。理由は今まで見たことが無かった設定観だったのもあるけど、大きいのは“眞一郎”という存在、様々な事を抱えて生きている、そしてそれが展開に良い方向へ行ったり、悪い方向へ行ったりする、という““ちぐはぐさ””が良かったです
《所感》
・これは全話見ていて面白かったです。『トニカクカワイイ』『ホリミヤ』『寄宿学校のジュリエット』『3D彼女リアルガール』など(他多数)の恋愛アニメを見て来た私、その中でもトップへ君臨します。映画でもドラマでも出せない味がここに集結していて、しかしそれらがディスタンスを保てている、要素同士の繋がり、そして要素要素のメリハリが付いているからです
・最終回での落とし所が上手だった、今まで出てきた味を全て吸収して、良い味を出し終えていました。鍋を食べて、その後に〆として饂飩やご飯を入れて雑炊にしたりする一連の流れのような物を感じました。これは、ご馳走様でした
