ルパン三世 第1シリーズの19の情報・感想・評価

エピソード19
どっちが勝つか三代目!
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あらすじ
ルパン家と確執を持つガニマール家の三代目子孫が来日。アルセーヌルパンの遺品を囮に、逮捕を狙う。その挑戦に受けて立つルパン。三世VS三世、因縁の対決!
コメント6件
watarihiro

watarihiro

このコメントはネタバレを含みます

2025/5/23 フランスからガニマール警部が来日。彼はアルセーヌ・ルパンの最大の敵であった先祖の子孫で、ルパン三世の逮捕に協力する。 ルパンの獲物はアルセーヌ・ルパンの遺品。ちょっとの所で盗めそうになるが失敗。最後の作戦はバイトをたくさん雇ってルパン、ガニマール警部、銭形警部に変装させ、撹乱させて成功。 三世の対決というより、銭形対ガニマールな感じ。ガニマール警部は科学利用するとの事だけど、しょぼかったかな。
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shun

shun

ルパンたくさん
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てこ

てこ

こんな大量にどうやって出すんやw
nissy

nissy

ガニマールの落ち込んでいる姿が可愛い
おふとん

おふとん

銭形のコートの袖がちぎれた次のシーンでは、もう袖が戻っている
kkkのk太郎

kkkのk太郎

このコメントはネタバレを含みます

フランスフェアの警備のために、本国からガニマール警部が来日する。 彼はアルセーヌ・ルパンのライバルだったガニマール警部の三代目であり、ルパン三世を誘き寄せるためにアルセーヌ・ルパンの遺品であるシルクハットやマント、モノクルを展示する。 ルパンは彼の挑戦を受けることにする。 到底ルパンに勝てそうもない小物臭のする男、ガニマール。 論理と科学が武器なのだが、いまいちその能力を発揮できていない。 ガニマールと銭形がルパンを巡って争うというBL三角関係が今回の魅力。 銭形の家着が見れる。ドテラが似合う。 めざしとたくあんという侘しい食事が哀愁を誘う。 TVは白黒。カラーテレビを観ながらワイングラスを傾けるルパンとの対比が巧い。 ちなみに今回が放送された1972年は、NHKのカラー契約数が白黒テレビのそれを上回った年らしい。 次元が凄く交戦的でイケイケ。 次元の銃はS&W、不二子のサブマシンガンはシュマイザー。 レーザーで守られた倉庫。このレーザー描写は後に『カリオストロ』に流用される。 ルパン一味の今回の愛車はチンクシェント。不二子が運転しているのを見ると、元々は彼女の愛車だったのだろうか? 不二子の襟付きミニスカワンピースはおしゃれで可愛い。 ルパンバイトの日給は10,000円。 学生運動の匂いがプンプンする。 機動隊とやり合ったことがある学生多すぎ! 「断固粉砕! 四里塚」という看板。これは三里塚闘争(成田闘争)のパロディ。 1966年に端を発する国際空港建設をめぐるこの闘争、放送時の72年はまさに真っ只中。 宮崎・高畑コンビが、当時どのような政治思想を持っていたのかが読み取れるワンシーンである。 銭形警部のハイテンションぶりと、ルパン軍団のごちゃごちゃ感が楽しい1話。