Automataこと
魔導兵士を操る術師
を育てる大英帝国の
権威ある学び舎に…
陰陽師の血を引く
傀儡師赤羽雷真見参！
月の夜々を傍らに
今…復讐の闘いが始まる！
「機巧少女は傷つかない」
ポニーテールは…のオマージュとしか思えない題名（笑）如何にこのコピーが銘文かわかりますが…（笑）まぁ古臭い大映ドラマはさておき、大英帝国の魔法学園を舞台とし、第一次大戦後くらいの時代イメージで歯車や蒸気機関がフューチャーされた背景が中々凝っていて好み…。魔法によるAutomata、機械人形を武器に戦う魔道士たちの闘いを描きます。
日本人留学生赤羽雷真が主役であり、日本人形モチーフで着物を着崩したロリ系Automata夜々が相棒。人形ですが…主人に結婚を迫る（笑）ヒロイン…。当然この時代作成故に金髪ツンデレ貴族ヒロインもいて…。薄紫髪のおとなし目かつトリッキーな第2ヒロイン、そしてツンデレの妹がでたところで終わっちゃいました…。
丁寧にストーリーは進み学園の魔道士たちの裏側に迫る探偵モノのようだったのですが…話が丁寧過ぎて…本質に踏み込む前に終わった感じです。また主人公が一番下から二番目の成績でそこから這い上がるんですが…主人公の強さがあまり伝わってこない…子手先感が強いし、夜々の力もイマイチ伝わりづらく…これは演出の問題もありますね…。落第騎士の英雄譚の導入にちかいのですが…ソチラのほうが伝わりやすく下剋上感があった気がします。
今ひとつかなと…舞台は好きですが…。この作品に限らずですが、如何にハリー・ポッターくんが日本人に与えた影響は絶大だったなぁとつくづく思います。
