機巧少女は傷つかないのアニメ情報・感想・評価・動画配信

ヴァルプルギス王立機巧学院では、四年に一度の魔触の年に、魔術師たちの頂点《魔王》の称号をかけた戦い、通称・夜会が開催される。夜会に参加するため、赤羽雷真は自動人形の夜々を連れリヴァプールにやってきた。

学院内で多発する自動人形が魔術回路を奪われた無残な姿で発見されるという謎の事件。犯人はカニバルキャンディと呼ばれる人形使いらしいが、その正体は不明で、学院の風紀委員たちによって調査が続けられていた。

夜々とシグムントを学院に残し、街に出掛けていた雷真とシャル。二人が戻ると、またカニバルキャンディが現れたと学院内は騒然としていた。現場へ急行する雷真だったが、破壊されていた自動人形は夜々ではなかった。

ついにその正体を現したカニバルキャンディ。とある理由から魔術回路を集めていたシャルに全ての罪を着せ始末してしまうことで事件を闇に葬り去ろうとしていたカニバルキャンディの前に、雷真と夜々が立ちはだかる。

雷真が寮の自室へ戻ると、なぜか少女が宙吊りにされていた。どうやら雷真に仕掛けた罠に自分で引っかかってしまったらしい。雷真がその少女を助けると、少女は助けてくれたお礼に作ってきたお弁当を差し出すが･･･

軍部から潜入調査を命じられ、とある孤児院へとやってきた雷真と小紫。ヨミと名乗る犬型自動人形に案内されて辿り着いた場所では、フレイと同じ真珠色の髪と紅い目を持つ子どもたちが鉄格子の中で食事をとっていた。

ついに夜会が始まった。雷真の初戦の相手は自ら順位を落としたロキだった。ロキとの戦いの最中、夜々を庇い、ロキの攻撃をまともに受けてしまう雷真。その傷は大きく、気を失った雷真は担架で運ばれていってしまう。

再び孤児院へとやってきた雷真と夜々だったが、二人の前にロキとケルビムが立ちはだかる。しかしロキは雷真ではなく、雷真を取り囲んでいた傭兵たちへ攻撃を仕掛け、襲い来る自動人形たちを次々と撃破していく。

時計塔100周年記念式典が行われる中、突如巨大化させたシグムントに乗って姿を現したシャルロットは、時計塔を目掛けてラスターカノンを放つ。大事件を引き起こしながらも、シャルロットは姿をくらましてしまう。

学院長を目掛けて放たれたシグムントのラスターカノンに巻き込まれ、穴底へ落ちてしまった雷真とアンリエット。穴の周りでは崩落が始まっており、その場に留まるのは危ないと判断した雷真は、急ぎ出口を探し始める。

アンリエットを守るため、シンに立ち向かう雷真と夜々。しかしシンの圧倒的な戦闘能力の前に為す術なくやられてしまう。シンは雷真を庇おうするアンリエットごと踏み潰そうと脚を振り上げるが、そこにロキが現れる。

二人がかりでどんなに攻撃を仕掛けても軽々と防ぐシンを相手に、突破口を見出すことのできない雷真とシャルロット。このまま戦い続けても勝ち目はないと考えた雷真は、一か八かの賭けに打って出ることを決意する。