このレビューはネタバレを含みます
全24話。
経営ギリギリのオンボロ水族館を守りたい女の子・くくると、アイドル活動がうまく行かず逃げるように沖縄へやってきた風花の話。
1話の段階で「わかった、ラブライブみたいに風花が水族館アイドルになって経営を立て直すんやな!」って名推理した気になってたけど、普通に水族館潰れちゃって顔ないなった。こういう系で救えないことってあるんだ…。
確かにくくるの子供っぽい言動は引っかかる部分も多いんだけど、トータルで見てちゃんと成長してるのが分かるから最終的にまぁいっかという気になる。
風花がしっかりくくるのメンタルケアしてあげてるのも良い関係だなぁと思った。
ティンガーラ編の無断欠勤はさすがにヒヤヒヤしたけどね!!でも明らか新入社員に託す仕事量じゃないので同情します!!
印象に残ったシーンだとやっぱ台風の回かな。
がまがま水族館の老朽化っていう目を逸らしたかった事実を突きつけられて、自分が守れる範囲の狭さを痛感して、膝から崩れ落ちそうになるくくるを風花が抱き留めるところ。
天候っていう誰のせいにも出来ない状況もくくるの心を折るのには十分すぎたよね。
でもくくるが動かなければ風花も駆けつけなかったし、魚たちにも被害が出ていたかもしれない。
くくる自身は自分がひとりぼっちに思えてたかもしれないけど、先頭を走っているから見えていなかっただけで、ちゃんとくくるの後を追いかけてくれる仲間はたくさんいるんだよなって思う。
熱意で他人を動かすってめちゃめちゃ難しいことなんだから、もっと自分に自信を持っていいんだよ〜〜〜!🥹
わたしも熱意に動かされた1人なので水族館行きたくなりました。沖縄で聖地巡りしたーい!