機動戦士Vガンダムの10の情報・感想・評価

エピソード10
鮮烈!シュラク隊
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コメント3件
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

「事務机に腰かけてるだけが自分の仕事ではないからな」(ゲトル・デプレ) ついにリガ・ミリティアのリーダー、ジン・ジャハナムから「D.D.に集結せよ」との暗号号令がかかります。 でも、その暗号はベスパに解読されてしまいます。 マッキンレーという歌手のカラオケCDみたいなものに秘めてた暗号のようですが、「キャラオケ」が趣味なラゲーン副司令デプレ大尉がすでにそのデータを入手していたためです。 いやぁ、デプレ大尉、良いキャラですよね(笑)。 狡猾そうな中間管理職ですが、彼の大衆的な趣味が幸運をもたらしてます。 この時の解読画面ですが、作画のミスなのかな。 「ジン・ジャハナム」の所が「ジン・ジャナハム」と誤表記されてますね。 本作品って、結構、スペルミスが目立つんですよね。第2話でカテジナに送ったウッソのメールも差出人が「Üso Ewin」じゃなくて「Usso Ebbin」になってたし。 まあ、細かすぎるかな(笑)。 で、早速そのD.D.を叩くため、ピピニーデンに機体を借りるときにいうのが上のセリフ。 後にピピニーデンが「椅子を尻で磨くだけの男で終わるものかよ!」と言っていますが、実はデプレがピピニーデンに同じような言葉を言ってるんですよね。 「お気持ちは分かります。パイロット上がりはそういったものでありましょう」とデプレの言葉に賛意を示している彼の後の発言はデプレの言葉にオマージュしたものなのかなぁとも思います。 親しげに話している2人ですが、内心は険悪なんですよね。 先任大尉のデプレ副司令としては同じ階級の新参は鬱陶しいでしょうし、ピピニーデンにとってもミス続きのラゲーン司令部が無能にみえる上、戦力まで貸せとはやはり腹立たしい。 それでもクワン・リー、ルペ・シノといった配下の中でも腕利きを貸すところはピピニーデンの方が度量が広い感じ。 ウッソはベスパのリアクションを読もうとして考え過ぎてしまいシャクティを連れてコアファイターで単独出撃。 デプレの行動が素早かったため、途中でデプレ隊に捕捉されてしまいます。 コアファイターとのすれ違いざまコックピットに乗ってるのが子供だと気づいたデプレは血相を変えて、部下に撃墜ではなく捕捉するように指示。 狡猾そうにみえるデプレですら、常識的ですね(笑)。 16歳の息子を持つ彼としてはそれより年下のウッソを撃墜させるのは胸が痛むんでしょうね。 まあ、これが普通の反応で、 なんとかウッソを戦わせようとするカミオンの老人達がおかしいんですよね。 新参を追い出したかったり、 子供に手を出すのはタブーだと考えていたり、 キャラオケが趣味だったり、 デプレ大尉って憎めないです(笑)。 苦戦に陥るウッソを助けたのはオリファーとシュラク隊。 「シュラク隊行けーー!」と叫ぶジュンコの号令で戦場駆け抜けるシュラク隊のガンイージ部隊。 シビれますね。 Ζ系というかリガズィのような頭部のガンイージは設定としてはヴィクトリーと同水準の新鋭機。合体分離機構がない分、ヴィクトリーより剛性は優れてるんでしょうね。 オリファーは今回もバタコさん業務(笑)。 ライラックが満開の中での戦闘シーンは本編の中でも屈指の美しさです。 泣き叫ぶカルルマンがシャクティに「おだまりなさい」言われきょとんと黙る所もとても可愛らしい(笑)。 本編はじめてのMS組織戦はリガ・ミリティアの完勝。 デプレ大尉も撃墜されてしまいました。。 最後はオリファーによるウッソへの「修正」。今なら放送できないかも。 相変わらず行間が厚く、伏線がいっぱいです。 それでもストレスなく楽しめるのがガンダム作品ですね。
えりこ

えりこ

このコメントはネタバレを含みます

今度の口紅はいいじゃないか。 失恋して髪を切ったのか? ソバカス薄くなったじゃないか。 そうゆうとこよ、オリファーさん。 からの鉄拳制裁!!
がみ

がみ

平家物語の『敦盛の最期』みたいなお話