機動戦士Vガンダムの11の情報・感想・評価

エピソード11
シュラク隊の防壁
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PANDADA

PANDADA

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「シャクティ、ソコハ花ノ種ヲ蒔クトコジャナイ。シャクティ、ソコハ畑ジャナイ。」(ハロ) ジン・ジャハナムの指定したD.D.はウッソやデプレが推察した旧ドレスデンではなくて、ベチエンの飛行場でした。 ジェムズガンがでっかいスコップ持って立ってるのが印象的。 やっとここでヴィクトリータイプが新たに2機合流して、リガ・ミリティアもそれなりの戦力となります。 ここで、ゴメス大尉が初登場ですね。 ものすごくやる気のない感じが劇中の地球連邦軍を象徴してます。 一刻も早くラゲーン基地を叩いてヨーロッパからベスパを追い出したいロメロ達に対して、受けてる命令はリガ・ミリティア一行をアイルランドに運ぶ事で、ラゲーン基地攻撃なんかやらないと言い張るゴメス。 カミオンの老人達とリガ・ミリティア上層部との食い違いがあることがわかります。 父について訊きまわるウッソを注意するオデロ。オデロはやっぱ優しいですね。年長者として、年少者のスージィの事を気遣ってるんですよね。殴ってでもウッソを止めるし、殴ったウッソをあとできちんとフォローするし。一行の中で一番まともなのは彼なんじゃないかと思うくらい。 シャクティを探す時も、そういう小回りは自分達がやるからウッソは迎撃に出ろと。 ちゃんと俯瞰できてるんですよね。 ベチエンを強襲するのはガッダール隊とルペ・シノ隊。ルペ・シノ初登場です。彼女のとても残酷な一面が登場シーン直後から出ます。 リガ・ミリティアも確かにやり方が汚いんです。PCSTに偽装した輸送艇ってそりゃ、ダメでしょ。目的のためなら民間も平気で巻き込む彼らのスタイルは褒められたものではありません。 で、シュラク隊が守りにつくけど、早速戦死者がでます。 元々は放映当時ブームだったセーラームーンにあやかって、スポンサーが女性の戦隊を出すように監督に要請したのがきっかけのようですが、そこは流石の富野監督。その扱いはまるっきりイデオンです(笑)。 ヴィクトリーもようやく3機そろい、組織戦も本格化する兆しが観え出しました。