機動戦士Vガンダムの44の情報・感想・評価

エピソード44
愛は光の果てに
拍手:7回
あらすじ
リガ・ミリティア本隊とはぐれたホワイトアークは資材運搬船に偽装し、エンジェル・ハイロゥ宙域を目指す。臨検に訪れた二人のベスパの近衛師団の士官達は、そうとは知らずにウッソ達を中継基地まで送り届けるが…。
コメント6件
Kuuta

Kuuta

・サイキッカーとニュータイプって同じなの? ・マーベットさんは本当に妊娠してると思ってる
夏藤涼太

夏藤涼太

酷い…あまりにも酷い…。 それもこれも、全てはシャクティの「病気」のせい…… というのは、完全なるミスリードである。 この異常な戦争空間において、他の子供達が皆、戦争(レジスタンスのゲリラ戦)の遂行に最適化されたメンタリティ・思考になっている中、シャクティだけがまっとうな倫理観・価値基準で動いているために、頭のおかしい――病気――ようなキャラに見えるだけで。 本当におかしいのは、ウッソやオデロたちで。あるいは、彼等をそんな「戦争マニア」にしかねないことをしてきたマーベットやミューラたちで。 もちろん彼等だって、やりたくてそんなことをしてきたわけではないし、ウッソたちも完全なる被害者ではある。 そこで思い出されるのはVガンダムの冒頭のナレーションだ。 「地球を汚染してしまった人類が、宇宙に移民をする時代になっても、地球上と同じようにに戦争の歴史を繰り返していた。それは、新しい環境に適応しようとする、人の本能がさせていることだと思いたい」 ウッソたちが「作戦遂行に最適化された兵士」になったのは、「戦争」という新しい環境に〝適応〟しようとした「人の生きる本能」でもあるのだろう。 その中でシャクティだけが〝適応〟を拒み、カサレリアで土と花と友に生きてきた時代の〝生き方〟を貫いただけである。 しかし冒頭のナレーションであるように…戦争の歴史を繰り返し続けているのは、〝適応〟した人類のせいなのだ。 人類が皆、シャクティのような〝病気〟だったら…宇宙世紀から戦争はなくなっていたのかもしれない。 ……まぁあとは、死亡ネタバレをガンガンにしながら「見て下さい!」と毎回迫真に宣言(回を追うごとに迫真になる)する死神のような次回予告と、ことぶきつかさのパロ漫画の犠牲者であろう… しかし、お手本のような死亡フラグとはいえ… まったくの新キャラの、恋愛の成就からその破滅までを約20分で描き、ちゃんと感情移入させる(しかも戦闘シーンもある)って、本当に凄いことだと思う。
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シャスイ

シャスイ

「また病気を起こした」という発言が面白かった。まさしくその通りだ。
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

「キスハール!子供をくれるって約束はどうしたの?!」(カリンガ・ウォーゲル) エンジェル・ハイロゥの空域に流されたウッソ達は近衛師団に見つかりますが、資材運搬船を装い窮地を脱しようとします。 Vガンダム屈指の悲しいエピソードですね。 本筋としてはこれでシャクティがまたベスパに囚われるだけなのですが、戦争の悲劇を克明にしている話です。 キスハールとカリンガの悲劇についてはここで書くよりもご覧になっていただいた方が良いでしょう。 ロブ爺さんの話や、 マチス・ワーカー大尉の話など、 Vガンダムってこう言うエピソード多いですよね。だからこそ魅力的なのかな。 マーベットの妊娠の可能性とか、 エンジェル・ハイロゥに送られるサイキッカー達とか、 毅然としたシャクティに怯むタシロとか、 それなりの伏線もきちんと用意してあります。 本話からファラの乗機となるゲンガオゾですが、以前のザンネックとともにモデルは風神、雷神のようですね。言われれば確かに。 その後風神、雷神へのオマージュは「新機動戦記ガンダムW」のヴァイエイトとメリクリウスにも引き継がれます。ま、別の話ですね。 完結まで残り7話です。
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えりこ

えりこ

このコメントはネタバレを含みます

マリア様の近衛兵(キスハールさんとカリンガさん)がイチャイチャしながら死んでいった。 いや、知らんやん、誰やねん。
おはうち

おはうち

リアリティがあるようなのだが、どう考えても非現実的な展開なんだよな。何でこんなに魅力的なんだろうか。衆人環視でプロポーズをした男女が、ウッソと子供達と別れてから抱きしめ合ってキスをするカットのパワーは凄まじかったな。馴れ初めから結ばれるまでを最短で描写していた。
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