このレビューはネタバレを含みます
【もしかしたら、観続けるのがかなりしんどいシリーズを見始めちゃったのかもしれません。】😨
オススメされたので、これからかなり長いですけど一から見ることにしました。
ただ、これは先に書いておきますが、
自分が10年ぐらい前にこの漫画を何巻か読んだ時は、
「そこまですごい人気が出るような漫画か❓」🤔
ってちょっと疑問を感じて、途中で挫折したんです。
話の内容としても
どんどん人が死んでいくし、😇
絵のタッチも万人受けするとは思えないし、🖌️
何より序盤はすごく謎が多くて、なんとなく伏線を張っている段階だと思っていたので、
これからその回収が出来ていくのか❓は全くの未知数でしたから。
でも最近、放送されたアニメの最終回がやたらめったら評価が高いので、おそらくちゃんと伏線回収出来たんでしょうね。😄
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ただ、自分はこのシーズン1(全25話)だけでも全部観るのがしんどかったです。
“退屈した🥱“というんじゃなくて、
内容的にこんなのが残り約65話も続くと思うと暗澹たる気分になります。
シリーズ構成がアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』とかそのスピンオフの『岸辺露伴は動かない』と同じ小林靖子さんなんですね。😲
それを聞いたら、確かに『ジョジョの奇妙な冒険』と共通が多く感じました。
個人的には
どちらも漫画よりもアニメの方がわかりやすく感じましたし、
どちらもOPがカッコいいし、
どちらも登場人物に明らかに変な奴が多いし。😅
ただ、『ジョジョ』と少し違うのは、
『ジョジョ』の場合は
「人間なめんな‼️」的な要素を含んだ“人間賛歌“の話に思えたのに対して、
『進撃の巨人』の場合は回を重ねるごとに「人間なめんな‼️」よりも「人間やばいな…😨」みたいな話に思えてきました。
普通、
この舞台設定でこの主人公像なら、
『ジョジョ』や『鬼滅の刃』みたいな、
前述した「人間なめんな‼️」的な要素を含んだ“人間賛歌“の話になるのが自然な流れだと思うんですけどね…。
そんな感じで、
少なくとも少年ジャンプの「努力・友情・勝利」みたいな王道な少年漫画的な話ではないですね…。
アルミンが巨人化したエレンを守るために周囲を説得するくだりの
「2人に対して劣等感を感じていたのは自分だけだったんだ。」
的なエレンやミカサとの友情話とかはシンプルに好きですけど、😭
序盤の
“食料が足りないから口減しのために巨人と戦う“
とかのめちゃくちゃな無策政治とか、
「(巨悪の根源である)巨人を倒せる人は、代わりに何百人も人間を切り捨てられる人だ」
みたいなトロッコ理論的な取捨選択とか、
善きも悪しきもスッキリする話ではないです。
こんなのをシーズン9も観なきゃいけないと思うと、これは精神的にしんどいです。⤵️
🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽🪽
とりあえず備忘録として、気になった所を箇条書きに記録していきます。
敬語とタメ口が入り乱れてますが、ご了承ください。🙇
・OPの主題歌が『紅蓮の弓矢』🏹と『自由の翼』🪽ということでその絵文字にしました。
知らなかったですけど、あのLINKED HORIZONってすごい人気らしいですね。
どちらのOPもかっこよかったです。🆒
・放送されたのは2013年ですからもう10年も前なんですけど、今観ても映像の迫力はすごいです。
なんでアニメ制作会社がシリーズの途中からWIT STUDIOからMAPPAに変わったのか❓は謎です。
・あの人は乗馬🏇中に何回も舌を👅噛んでるのに、みんな空中を飛んでる時にベラベラ話しても噛まないのが不思議。
・要所要所で漠然とした哲学的な台詞を入れてくる感じがちょっと厨二病っぽい。
・主人公:エレンは、巨人化出来るけど基本的には情熱と勇気、根性がすごいだけの普通の青年。
ミカサみたいに強くないし、
アルミンみたいに賢くもない。
でも、情熱と勇気と根性って決して馬鹿に出来ない。
・みんな、絶望した時の登場人物の目の影がすごくてむしろ笑える。😨
・序盤は結構ギャグも多い。
・前述したアルミンが周囲を説得する時の友情話が好き。
誰を信じていいのか❓誰が裏切り者か❓分からない疑心暗鬼になる世界で、エレンとミカサとアルミンの3人は信用できるのが救いです。
・第21話のエルドやペトラや何回も舌を噛む人とかの👅リヴァイ班メンバーがどんどん死んでいく地獄絵図→
次の第22話が、調査兵団の帰還した第1話と対の円環構造になってるんです。♻️
立場が違えば、より一層、現実が残酷なものに思えてきます。あれはつらかった。😫
・リヴァイ兵長の動きが早すぎる。
・彼が大掃除するくだりが好き。🧹
リヴァイ兵長に関しては目つきが悪いだけで実はすごくまともな人のように見える。
ただし『鬼滅の刃』の冨岡義勇さんよろしく、説明不足で周囲からの誤解を招きやすい。
ハンジさんは「彼の本性を知ったらみんな失望するだろうね。」みたいに言ってましたけど、なんなら自分にはめちゃくちゃいい上司だと思いました。😅
・むしろハンジさんの方が変人に見えて、はっきり言って、ギャグです。
そのハンジ👓のマッド・サイエンティスト👩🔬感が漫画や実写映画(石原さとみさん)よりもだいぶグレードアップしてました。😅
(ちなみに彼女の声は朴路美さん。)
・実は主人公の親父もかなりやばい奴なんじゃないか❓って不安がある。
・「それってうまい伏線の張り方といえるのか❓」はさておき、過去の記憶がちらつくシーンが随所に散りばめられていて、明らかに終盤に向けての伏線回収に期待してしまう。
・“スパイダーマン“🕸️がニューヨークじゃなくて昔のヨーロッパの街とか森の中をピュンピュン飛び回ってる
みたいなアクションですね。
すごいアニメなのは分かりました。
ただ、精神的にしんどいです。