このレビューはネタバレを含みます
ハンジさんのシーンすごく良かったな。
アニメーションの見せ場としても、作品の見せ場としても凄く良かった。
CG好きじゃないし不気味の谷でしかないけど、その気持ち悪さを巨人に活かしつつ、手描きでこういうシーンを見せてくれるなら納得せずにはいられない。
良いとこ取りナイス。
(まあ群衆をCGで描くのは急に団地ともおみたいで興ざめするし、CG巨人と手描き人間の対比も崩壊するから、そういうところはやっぱりMAPPA残念だなぁ…とは思うけど。
チェンソーマンを終えて進撃の巨人の集大成でもそれをするのかという呆れる気持ち。)
飛行艇を飛ばそうとする作業員とか、最後に飛行船で爆撃する人達とか、パラディ島勢力からマーレ側に視点が広がった時と同様に、それぞれの側の決心とか諦めの悪さとか後悔とかが垣間見えるの無駄がなくて好きだ。
エレンと繋がってエレン側の｢自由｣という主張とアルミンたちの｢それでも間違ってる｣という主張が整理されて、やるべき事も絞られ、最後の最後の最後でやっと物語がシンプルになりつつ、かつての敵と組んで世界を救うという王道展開(敵とか味方とかじゃないって話だから言い方としてちょいズレてるけど)を歩みつつ、大巨人バトルにもなってるの本当に圧巻としか言えない。
こうなる他なかった物語の終わりがやっと語ら…れ……秋？？？長いな。
