ヴェルヴェっちょ

アンダーニンジャのヴェルヴェっちょのネタバレレビュー・内容・結末

アンダーニンジャ(2023年製作のアニメ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

現代社会で忍者が暗躍する、変わった世界観。 シュールな笑いを交えたストーリーは、どこか掴みどころがなく、雲をつかむよう。

太平洋戦争後、GHQによって解体された忍者組織は、紛争やテロの時代になり消滅したかに見えたが、多くの忍者が日本国内の官民、あらゆる組織に潜伏し、暗躍していた。その数は約20万人といわれ、忍者は現在も日本に存在している。 しかし、末端の忍者によっては職にあぶれ、ニート同然の生活を送っている者もいた。その中の一人、雲隠九郎はある日、上からの指示で、最新鋭の装備と共にある高校への潜入の依頼を受ける…。

6話まで。
忍者のかっこよさって、そそるものがありますね。 ニートや宅配業者、中年のおじさんなど、様々な「表の姿」で社会に潜む忍者たち。 忍者組織のヒエラルキーの中で、末端の忍者たちが苦境に喘ぐ様子は現代社会の悲哀そのもの。 独特な世界観の構想に「してやられた」と膝を打つ。