定食屋を切り盛りする母のため、一日も早く働きたい中学3年生の向太陽。ひょんなことからゴルフクラブを握ることになる。
学校では居眠りばかりしている太陽。太陽のことが心配なクラスメートのエッコは、会社社長の父親に彼の就職を頼んでくれた。
大金を稼げるからとプロゴルファーになることを決意した太陽は、元トーナメントプロの竜谷にゴルフ場に来るよう言われる。
竜谷は太陽を認め、コーチとなった。早速、ゴルフセットを賭けた勝負が始まる。相手はいろいろな手で太陽の足を引っ張るが……。
太陽の試合を見ていたゴルフ部員が、中学生ゴルフ選手権地区大会への参加を依頼してきた。太陽はゴルフ部員に指導を始める。
開会式直前までコースの下見をする太陽。昨年のチャンピオン大田黒とまわることになったが、落ち着いた気持ちで臨んでいた。
風の計算をしないでショットしたボールは小川の中に。そのボールを打とうとする太陽。劣勢挽回のため森越えショットに挑むが……。
狙ったショットはホールインワンだったのに……。朝から何も食べていなかった太陽は集中力に欠けて力が入らない。腹減った~。
セブンオーバーからの午後のスタート。何か物足りない太陽はエッコの父、白石とある「賭け」をすることに。太陽の作戦とは?
調子に乗る太陽は、このまま一気に追いつこうと思ったが、大田黒の汚い作戦に引っかかり、思わぬ苦戦を強いられるのだった。
大田黒との差は1つに縮まった。大田黒の気迫がせまる中、いよいよ勝負の9番ホール。しかし、なんとそれは下りの三段グリーン。
大田黒とタイに並んだ太陽。この調子でいけば逆転間違いなし! と思ったが、またまた事件。再び大田黒に風向きが変わったか……?
「魔の富士山」と呼ばれる名物ホールの12番。太陽のボールは谷底まで一直線に……。果たして死の谷から脱出できるのか?
正確な判断が要求される13番ホール。大田黒とは3打差と開くばかりの太陽だが、死の谷からの復活を生かすことができるのか。
14番ホール、最後のパットを残し大詰め。パットを決めて大田黒にプレッシャーを与えたい。2打差に追いつめチャージ再開だ。
ホールは池と大岩を挟んで右へ大きくドッグレッグしていて、グリーンは見えない。大田黒に追いつこうとしてドジを踏んでしまう。
16番ホール。お互い納得するプレーをしよう、大田黒は太陽との真剣勝負を臨む。雨の中の勝敗の行方は? チャーシューメーンだ!
太陽の泥付きボールがラッキーにも入ってしまった。イーグルだ! さすがの大田黒もいら立ちを隠せない。最終ホールでトップに立つ!
中学生選手権が終わり、ふだんの生活に戻った太陽に、プロ研修生テストの話が舞い込んできた。推薦を焦る太陽に厳しい目が光る。
家族に励まされ出発。意気揚々と乗り込んだ太陽。どうも今までとは違う。そこは、ゴルフに命をかける男たちばかりの戦場だった。
いきなりバーディー、はやくもワンアンダー。調子に乗る太陽に、新人殺しと言われる牛島は、ワナを仕掛けてくる。不吉な予感。
太陽を挑発して失敗をくわだてる牛島。まんまと引っかかってしまった太陽は、大きな怒りが込み上げる。落ち着くんだ! 太陽。
スコアは8オーバーの44。悔し涙を流す太陽。竜谷には、やられたらやり返せ! ここは戦場だと励まされ、気持ちを新たにする。
冬の日の長く大きな影。その影を利用した、牛島の嫌がらせが始まった。太陽は、牛島の影から逃れることができるのか。
牛島の嫌がらせは、太陽に試練を与えるための竜谷からの依頼。そんな事とは知らず、今までのミスは集中力欠如だと気づく太陽。
ついに6オーバーの合格ラインにたどりついた太陽。残すは最終18番ホール。しかし、このままでは終わらせない牛島だった。
プロテスト出場権獲得を賭けたトーナメントに出場した太陽は、前半、ぶっつけ本番、多難なスタートを切った。後半はどんな作戦?
トップまであと7打差。我慢のゴルフでピンチを切り抜けた。一方、調子を崩しスコアを乱した日吉に、太陽は自分の体験を話した。
見違えるほどショットの調子を取り戻した日吉。だが太陽は、頑張りと粘り強さで少しずつ、しかし確実にスコアを伸ばしていった。
運命の17番ホール。太陽の猛進撃に動揺し、痛恨のダブルボギーを叩いてしまった日吉。その日吉にワンストローク差と迫る太陽。
優勝は逃したものの、2位タイという成績でプロテスト出場資格を獲得! 早速、1週間後に開かれるプロテストに泊り込みで臨む!
あるべき場所にボールがない! 同じ組でまわる火鳥とは、勝つためには手段を選ばない奴だと忠告を受けていた。まさか……?
快調なスタートを切った太陽に、次々と首を傾げたくなるようなトラブルが起こった。ここは耐える時、エッコの言葉を思い出した。
火鳥の度重なる嫌がらせに一転、太陽は心理的揺さぶりをかけ報復に出る。あんなマナーの悪い奴は許せない! 火鳥も黙ってはいない。
上位50名以下は切り捨てられる、厳しいプロテストの2日目。初日の火鳥とのひと悶着も決着し、新たな気持ちで臨む太陽だった。
天候が荒れスコアを崩す選手が続出。太陽の組では、火鳥だけがスコアを伸ばし気を吐いていたが、日吉は6アンダーで7打差。よ~し!
プロテスト最終日。太陽は1アンダーの25タイ。一緒にまわるのは現在トップの日吉、そして野球で強打者だった、飛ばし屋の磯村。
このままでは日吉との差を縮めることはできないと、林越えの最短距離に超ロングドライブを放つ太陽。熾烈な3人の戦いが始まった。
太陽はスコアを伸ばし、日吉との差はあと4打。プロテスト合格より、日吉との勝負に賭けてきた太陽。日吉は攻撃ゴルフで応戦。
大会3日目、後半戦。積極的に攻めることで、それだけ危険を増やし、スコアを崩す結果を招いている日吉と太陽。勝負の行方は?
太陽の正攻法作戦は当たり、スタートホールで日吉との差を1つ縮めることに成功! 追い上げる太陽を意識する日吉。
快調な太陽は、9番のロングホールで劇的なチップインイーグルを決め、日吉に1打差と迫った。1打を追う太陽、追われる日吉。
バーディパットを沈めた太陽はスコアを伸ばし、ホールアウトしている古葉とともににトップに躍り出た。日吉と磯村は、最後のチャージ!
トップ合格を果たしプロゴルファーとなった向太陽。特別招待選手として出場した東太平洋オープンでは、スコアを伸ばしていった。
太陽は初日を6アンダー、トップタイという成績で終了。2日目に入って9番ホールのころには12アンダーとスコアを伸ばしていた。
風邪の後遺症で元気が出ない太陽。4番ホール、スーパーショットでイーグルをとってからは完全に波に乗り、猛チャージを開始。
太陽は3日目最終ホールでアルバトロスを出し、11アンダーとスコアを伸ばし、2位タイでホールアウト。打倒バレンチノまであと……。
ちばてつや原作のゴルフマンガを1984年にアニメ化。ここ2週間ほど書き物仕事しながらBGVに流して全47話完走した。小中学生くらいのころ再放送で観たことあるけど全話観るのは今回が初めて。
向太陽と…
プロゴルファー猿的な、あるいはおちゃらけコメディ(主人公 太陽の見た目から)かと思ったけど正統派スポ根アニメだった。サクセスストーリーではあるものの現実的に思えるステップアップや、そもそもキレイなゴ…
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