韓国の漫画(ウェブトゥーン)が原作のアニメ。
韓国原作→日本でアニメ化というルートが出来上がっているみたいで、「彼女が公爵邸に行った理由」「外科医エリーゼ」「下の階には澪がいる」とか印象的な作品も多い。
ただ、どれも韓国名を日本名に変更している。
場所も名前も固有名称等すべて。原作勢からはそのあたりちょっと異論のあるところらしい。(エリーゼは別)
ちなみに、「下の階には澪がいる」の原作漫画は本国でドラマ化されている。韓ドラファンなら誰でも知っている「イ・ドゥナ」ですね。
「彼女が公爵邸に行った理由」は異世界転生&偽装結婚モノ。
「外科医エリーゼ」は異世界転生&悪役令嬢モノ。
どちらも女性が主人公。おもしろいです。2期が決まったら再視聴予定。
特に「彼女が公爵邸に行った理由」は2期切望しています。
「俺だけレベルアップな件」は、グロシーンバトルシーン多めのモロ男子向け。
ステータス画面が出てくるのでバトルゲーム風でしょうか。
第1期は2024年1月~3月まで放送されたのだが、2025年1月から第2期が始まるのでそれに合わせて再視聴した。
舞台となるのは、異次元と現世界を結ぶ通路「ゲート」が現れた世界。
ゲートの向こうにはお宝が眠るダンジョンが広がっていて、ダンジョンが世界経済を回している。
もちろん、ダンジョン内にはモンスターがうじゃうじゃ。
そのモンスターを倒して経済を回しているのが「ハンター」と呼ばれる超能力を持った覚醒者。
「ハンター」たちは生まれながらにしてS級からE級レベルが決まっている。
一度覚醒したらレベルは成長しない。つまり弱いのは弱いまま。
これがこの物語のミソなんですね。
で、主人公・水篠旬は、E級……つまり最弱。
その主人公がなんらかの理由で再覚醒して、成長できることになっちゃう。1期最後にはものすごい能力を獲得する。
バトルシーンはもちろん、弱っちいころから徐々に強くなる過程の絵柄とか声優の声とか、かなり細かく演出されていて飽きない。
自分だけレベルアップできるなんて人に言えるわけがない世界で、主人公は孤独に戦い続けるわけです。めちゃかっこいい。
ウェブトゥーンて、キム・セジョンでドラマ化された「今日のウェブトゥーン」がありましたよね。日本漫画の「重版出来」をドラマ化したヤツ。あれです。
忌憚ないこと書いちゃうと、ウェブトゥーンて個人的には紙芝居と大差ないと思っている。
コマ割りしないからたぶん描くのも楽。でも、漫画体験としてはやっぱりコマ割りがあった方がいい。書籍化すると安っぽくなっちゃうかも。
でも、合理的な韓国らしい発想とは思います。しかも全ページカラー。
「俺だけレベルアップな件」は全世界で7億PV近くを獲得して大人気だそう。