アマプラに突如現れたのでGW使って1期をイッキ見🎺
同じ京都アニメーションの『けいおん！』と同じく、良い演奏は良い関係から出来上がっていく。
OPにいる4人はあっさり意気投合し北宇治吹奏楽部の若きエースとして活躍！というわけではなく、どこか統率力のない部長や明らかに部長よりコミュ力高めな副部長、全国目指しているのに塾三昧な幼馴染、全然練習にやる気を見せない先輩など、ここからどう全国大会への切符を手に入れるのか予想できない。
それでも京アニ×部活もの＝名作の方程式は覆らず、統率もできておらず音も疎らな集団がやがて1つの組織として成長していく群像劇として完成されていた。
昼ドラレベルのドロドロさも確かにあるが、全てはあのコンクールでの演奏に集約されているというアツさ。京アニの繊細すぎる作画は楽器の綺羅びやかさを引き立たせ、鶴岡陽太の圧倒的音響力でただひたすらアツかった。1話の始まりと最終話の最後の対比が素晴らしい。
欲を言えば、あおい先輩の退部後は結構あっさり片付けられていたり、他の高校の演奏がサンフェスのみだったりと物足りなさを感じる部分もあるので、もっと描き込んでほしかったとは思う。しかし、あくまで北宇治に焦点をあてた結果だろうからあまり言及はしない。
そして、次の音楽(2期)が始まるのです…
因みに多少の百合要素はあるもののまどマギ大好きな自分にとっては問題なしだった。
