青春吹奏楽アニメ。
中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。そこでかつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。久美子は中学の吹奏楽コンクール後に麗奈に何気なく言った一言を思い出していた…。
ユーフォニアムが楽器ということも知らなかった吹奏楽初心者ですが楽しめました。吹奏楽部でなくても何かしら部活をやっていた人は刺さるものがあると思う。
どちらかというと今作の葵先輩のように部活ではなく勉強を選んだ学生時代だったので、部活にここまで熱中する姿を見ると羨ましいなぁと感じます。例えば12話で久美子が「上手くなりたい」「悔しくって死にそう」と叫んだシーン。クールだった久美子が熱くなったと感じるシーンだけど、こういう悔しさは本気で努力した人しかたどり着けない境地。学生時代に何か真剣に取り組めばよかったとこのシーンを見て後悔の気持ちが芽生えてきた。
部活動の話なので、いろんな人の思いがぶつかる。みんなが同じ方向を向くなんて奇跡みたいなもので、最初に聞いた北宇治高校吹奏楽部の演奏はバラバラだった。でも紆余曲折がありながらも、最終回のコンクールでの演奏は素晴らしかった。これは滝昇先生のおかげなのだろうか?彼が全国に行けると本気で思ってるから部員がついてきたのかな。
シーズン2ではどんな音が奏でられるのか、このまま見たいと思います。