このレビューはネタバレを含みます
1期のラストから1年半後、新しい体制の一係を率いる常森と新しい敵との戦いを描く。
前作の絶対的ボスだった槙島の魅力には敵わないものの、本作の鹿矛囲もなかなかに魅力的な悪役だと思った。
それにプラスで局長=東金美沙子という真相と、その実験体として生まれた息子の東金が執行官として一係に侵入しているっていう。
シヴィラシステムはシヴィラシステム自体を裁けるのかっていうパラドックスを問いかけるため、ドミネーターを奪いまくってるっていう。面白いなぁ。
1期に比べてエグみ増し増しで、人質が執行対象になってしまう4話とか、視聴者を振り落とすようなビジュアルが強烈。
それと、とにかく腹立つ後輩の霜月ちゃんが不快だった人は多そう。
常森がタバコ吸ってたり、宜野座が酒を飲んだり、継続して出てくるキャラの変化も面白いな。
観てた当時は、新しい執行官の雛河の声が何故か櫻井孝宏氏で何かあるのかなと思ったけど、特に槙島と関係はなかったっていう。
このシリーズでの私の観る動機といえば、推しキャラ宜野座なんだけど、1話目から好感度底辺の後輩霜月ちゃんの事を「お嬢さん」って呼ぶのが、まさに新しいとっつぁんになったんだなと思って感慨深かった。