このレビューはネタバレを含みます
全18話。話数、微妙すぎる。
特殊能力を持った少年少女たちが"世界の敵"となったときに現れる死神・ブギーポップの話。
こういう、主人公たちの行動で世界の命運が決まるような作品をセカイ系と言うみたいです。1つ賢くなりましたね。
マッドハウスの作品観よ〜!第七弾。
戦闘シーンの作画とかすごくて、コレコレコレわたしが求めてるマッドハウス!!ってなった。
けど、ストーリーがわたしには刺さり切らなかったというか「はいはいオシャレアニメね」みたいな感想で終わっちゃった。話は4〜5話ずつで分かりやすいんだけどね〜。
感覚としては四畳半神話大系を観たあとみたいな。刺さる人には刺さりそう。
結局の大筋としては、現在人類が"進化"の流れの真っ只中にいて、それがMPLSっていう超能力者として現れてるってことだよね。
ただその力をどう扱えばいいのか分からず用法用量を間違える人が多発しているので、お目付け役としてブギーポップなる人格が藤花ちゃんに降りてきた……ってとこなのかな、と解釈。
世界の敵と戦うぞ!って大きな目標を掲げているように見えて、実質湧いて出てくるポンコツMPLSを都度メッ!ってやってるだけなのが微妙に飽きを誘うのかなぁと思いました。
アニメのラストを飾る歪曲王の話も、てっきりラスボスが来るのかと思いきや黒幕お前かーーい!みたいなズッコケ感があった。名前負けしてませんかね、歪曲小僧とかの方がいいんじゃない?(失礼)
2000年にアニメ化された方はひどい出来だったらしいんですが、そう言われると観たくなっちゃいますよね。dアニメさん、よろしくお願いします。
p.s.下の方に2000年版ありました。あるんかい。