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どうする家康のBenitoのレビュー・感想・評価

どうする家康(2023年製作のドラマ)
4.5
【 歴史は様々な解釈ができるから面白い 】

徳川家康は、家臣に恵まれていた。
運も味方した。

松本潤は、共演者に恵まれていた。
最新技術にも救われた。


脚本家古沢(こさわ)良太の創造した世界がエンタメ精神に溢れてる。彼の手掛けた「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」のようにユーモアとエスプリのエッセンス入れつつ、軽くならないスタイルも好きだったし。最終話は「ゴッドファーザー part2」のエンディングのような余韻さえあるし。


大河でも史実とはギャップのあるのも今に始まった事ではないし、逆にその脚色を楽しみ、続きを見たいと思わせる仕掛けがあっての1年。大河はお祭り、俳優もこれでもかというくらい豪華絢爛。見逃し配信サービス「NHKプラス」だって視聴数が大河歴代最高だし、新しい大河ドラマへのチャレンジは様々な話題になって良かったんだと思う。浜松城隣接の大河ドラマ館も良かったよ。


「鎌倉殿の13人」の小池栄子のように俳優としての存在感上げたのは、今回では家康4人目側室阿茶の松本若菜だったと思う。


全48話
NHK大河ドラマ第62作目 (2023年)
劇伴&ピアノ演奏:稲本響
語り:寺島しのぶ & 出演も
テーマ音楽:NHK交響楽団による演奏

NHK.どうする家康ツアーズも鑑賞済み
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