【 胸アツ展開が連続の王道ドラマ 】
TBS「日曜劇場」枠
2019年10月クール
木村拓哉
令和最初の主演作品
役者がこれでもか、と豪華
鈴木京香
及川光博
沢村一樹
石丸幹二
玉森裕太
寛一郎
吉谷彩子
尾上菊之助
冨永愛
中村アン
手塚とおる
脚本は黒岩 勉
(ドラマ「東京MER」「ラストマン」など)
劇伴 : 木村秀彬
主題歌 : 山下達郎 'RECIPE(レシピ)'
ドラマは2023年の「フェルマーの料理」にも通じる雰囲気、カッコ良さがある。ただ違いとしては、「フェルマーの料理」ではレストランKの朝倉海(志尊淳)のような孤高のタイプが主人公。グランメゾン東京は尾花夏樹(木村拓哉)のようなチームワーク尊重で仲間思いなタイプが主人公。そこは大きく分かれてる感じ。あと、共通点には重要な役割で及川光博が出てるとこ、劇伴が木村秀彬というところ
そして王道でベタだけど
ドラマチックなシナリオ
<成功>
パリの有名三つ星レストラン:ランブロワジーで修業を積んだシェフの尾花夏樹が独立してパリにレストラン:エスコフィユをオープンしてミシュランから二つ星になる
<挫折>
日仏首脳会談の昼食会で提供した料理にアレルギー食料のナッツが混入し、更に仏政府関係者を殴ったため尾花は逮捕され、評判を落とした店は倒産
<挑戦>
3年後、パリの片隅で借金取りに追われるまでに落ちぶれていた尾花が新しいレストラン:グランメゾン東京を開店させて三つ星獲得を目指して始動する
<障害>
しかし、料理評論家の記事により予約が全てキャンセルされ、客足が遠のき、更にライバル店に指摘され風評被害に遭う窮地に陥いる
<再始動>
クライマックスへむかい、フランスでのナッツ混入事件の真相は?ミシュラン三つ星のために用意する料理は?グランメゾンの各スタッフの歩む道は?などが明らかに…
主人公が極限まで追い込まれるも、その逆境に立ち向かい、そこには仲間たちとの胸アツなエピソードも散りばめられているという王道ストーリーは楽しかった