1年に50本くらいドラマを観ているような暮らしをしていると6年前に観たドラマのことを思い出せない。
渡海先生、、、世良先生、、、高階先生、あっバチスタシリーズの院長か、花房さんはジェネラルルージュの、、、で結局ブラックペアンってなんだったっけ？まあいいか、くらいなシーズン2。
どうなったのか覚えていない渡海先生は不在で、ニノが2人演じている天海先生は全くの別人。
患者に全財産の半分で賭けをさせて、相手が賭けに勝ったら手術を受けさせる、という某デーモンさんもびっくりな上からドクターのやり方に最初からついていけない感じはした。
最後まで見ると、天海というこの世に1人しかいない天才がなぜ生まれたのか、そして、ある種本当の主人公はエルカドダーウィンとAIを用いた医療の方なのだと分かる。
桜宮AIセンター、のAIはまた違う意味だったけど、海堂尊さんの考えは、1人の天才より、みんなが使える技術だと思うから、納得である。
前作からいたからという理由の豪華キャストも、出番は短くても続投で、自らの過去や病気と対峙する佐伯先生も、これこそ橋本さとしな演説をする黒崎先生も、物語に厚みをもたせていたのが良かった。
モヤモヤから始まったもののなんだかんだと終わりには満足してしまったのだから確立された原作も、演技の圧の強さも日曜劇場だったんだな。
