芽

モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―の芽のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

第1話を見て、正直離脱してしまいそうになりましたが、第2話を見た途端、次回が待ち遠しくてたまらない。そのくらい夢中になって見たドラマでした。

タイトルにもあるように、真海、いや暖の復讐が華麗で、ディーンさんの容姿と相まって魅力的な映像でした。

個人的にグッときたシーンは、真海の執事土屋が昔助けた赤ちゃんを、約20年後にまた助けるシーン。
真海が「暖ちゃん」である事を守尾くんが気付くシーン。
すみれに2回目のプロポーズを承諾してもらい、「最後に愛は勝つ」とボソッと呟くシーン。

異国の地の刑務所に収容され、暖には復讐する事しか頭に無かった。
自分を異国の地に追いやった張本人達を、地獄に落としても自分自身は幸せになる事は出来ない。
最後「ああ……楽しかった」と呟いたシーンでは、幸せになる事はなく、ただ虚しさだけを抱え死のうとしているように見えて、このドラマを見て真海に肩入れしていた私も、虚しさでいっぱいになりました。

いっちばん最後のシーンは私にとって救いのシーンでもありました。
真海さんには幸せになって欲しい。

クズな男達に狂った女達。
キャストの皆さんの演技凄かったです。
今まで見た復讐もので1番好きです。
芽