ルビー婆さん

ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士ですのルビー婆さんのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

10話まで 2021/05/25

韓国のドラマ。
とても良かった!韓国ドラマって、演技も映し方も人の感情を動かすのが上手。
今回10話まで配信されてるけど、まだ続くはず?

アスペルガー症候群、20歳のグル。魚が好き。

父親と2人暮らしで遺品整理の仕事をする。
しかし、父親が病気で急死。
突然、グルの叔父(父親の弟)サングが後見人として現れ…

予告編を見た時から、このドラマが楽しみだった。

グル役は、『愛の不時着』の1番若い兵の役をしたタン・ジュンサン。

アスペルガー症候群で、コミュニケーションが取りにくい。
アスペルガー症候群でもいろいろあるようだけど、グルの場合は、コミュニケーションが取りにくい(とれてましたが、人と目を合わせないなどがわかります)、環境の変化が苦手。

記憶力が良く、一回で覚える。
この記憶力が、仕事に生かされ、遺品を繋げて、故人がどんな人生を辿ったのかを想像する。

叔父のサングは賭博ボクシングのため、大事な人を植物人間にしてしまう。
表は怖くて乱暴そうに見えるけど、中身は優しい。
グルと暮らし、一緒に仕事をするうちに心が通じ合っていく感じ。

グルの捨て子だったが消防士だったお父さんに助けられて養子となる。
お母さんが病弱で、早くに亡くなり、お父さんも病気で亡くなり、本当に気の毒だ。

このドラマは、故人の遺品整理をすることで、残された人が思い出に浸り、気持ちを整理していくことが主軸となっているのだろう。

サングは、ボクシングの弟子と兄。グルは、お父さん(お母さん含める)。

まだ続くと思うけど、グル、サング、ナム(向かいに済む鳥屋さんの娘)の3人が遺品整理の仕事を通じて、いくつでもストーリーは作れそう。
ゲストもいろいろ出演できるだろうし、シーズン進めてほしいなぁと思う。