つい

相棒 Season 4のついのレビュー・感想・評価

相棒 Season 4(2005年製作のドラマ)
4.5
はー面白い、すっかり「相棒」に夢中です。右京、亀山のプライベートはあまり動きのないシーズンかと思ったら、最後の最後におめでとう!


それにしても相変わらず1話限りのゲスト俳優が豪華。
今は一線級の俳優さんたち「高橋一生さん」「中村倫也さん」「桐谷健太さん」の若い時が観れるのがよかったなー。

それに日本の名バイプレイヤーが軒並み出演されるのでそれだけでも見応えあります。
生瀬勝久さんのように犯人で死亡しても再登場というケースはありますけど、なかなかのレアケースでしたし、今も続く長寿ドラマなんで、この方々の多くがゆくゆく登場しないかと思うとそれだけが残念でならない。


冒頭からヤバイ。
1話「閣下の城」から津川雅彦さん長門裕之さんの共演がシビレますねー。この時期は兄弟共演が増えてたみたいですが、実際に二人の共演が観れてよかった。

4話「密やかな連続殺人」、高橋一生さん若い!!連続殺人の話しで登場するとドキドキしますねー。それに小日向文世さんに奥貫薫さんも出演でかなり豪華。
今まで犯罪の裏に隠された人間ドラマが熱かった「相棒」に、はじめて本格的な猟奇殺人な話しだったんで、なかなかゾクゾクする展開で見応えありました。

6話「殺人ヒーター」は無責任の連鎖を描いた大きい組織での隠蔽に迫ってて面白かったなー。この会社の面々凄い役者さんばかりでしたけど、後々再登場する重要な会社なのかな...。

7話「波紋」、中村倫也さんですか!これまた若い。右京レーダーが冴え渡り過ぎて怖い。中村倫也さん、再登場して欲しいなー。

8話「監禁」、亀山が佐藤江梨子さんと酒井敏也さんに監禁される話も良かったなー。旧日本帝国軍の秘密結社「刃桜の会」の隠し資産を巡るお話で、しっかりフリも効いててコミカルさもあってかなり面白かった。

12話「緑の殺意」の「未必の故意」をテーマにした話も面白かったなー。この事件どうすんねんって観ながらずっと思ってた。それに出演されてる七瀬なつみさん大好きなんですよねー。

13話「最後の着信」、桐谷健太さん!?出演したと思ったらすぐ死んじゃうし、...なんと勿体ない起用の仕方w。そして切ない話なんだよなー。

14話「アゲハ蝶」、希少な蝶の標本を巡る話なんでストーリー展開も面白いんですけど、板谷由夏さん河西健司さん飯田基祐さんが出演されてまして、何気に豪華メンツってのもありますが、なかなかに俳優さんの演技が凄かったなー

16話「天才の系譜」、右京の姪で原沙知絵さん演じる杉下花が登場。右京が右京と会話してるみたいで面白い構図でしたねー

19話「ついてない女」、鈴木杏樹さん出演回なんですが、たまたま右京さんと出会ってしまった犯人の不幸を描いた物語。右京レーダーがビンビンすぎて、話の展開が面白過ぎるんですよねー。

最終話「桜田門内の変」、戸田恵子さん、田中美里さん、小倉久寛さん、高橋和也さん、藤木孝さんをはじめ警視庁キャストがほぼ全員登場する豪華な回ですが、警視庁舎で2件の殺人事件が起こるんですけど、それぞれが繋がってそうで繋がってない面白い話だった。


このシーズン4は旬な女優さんの起用が目立ってた気がします。各話観ながら「この女優さん懐かしい!」と思う回がとても多かった。

「相棒」とは直接関係ないのですが、15年くらい前に一線級だった女優さんが、今ではテレビであまり見ないってのが、芸能界って本当に競争が激しいんだなって思ってしまいました。
男優さんは今でも他の作品で観る方も多いですが、女優さんは本当にテレビに出続けるって難しいんですね。
つい

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