いだてん~東京オリムピック噺~のドラマ情報・感想・評価・動画配信

「いだてん~東京オリムピック噺~」に投稿された感想・評価

うみがめ

うみがめの感想・評価

4.5
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何年も大河ドラマを見続けて、良い意味で「大河らしくない大河ドラマ」だったと思う。

キャラクターそれぞれが光り、構成が面白い。
年間を通して視聴率のことをとやかく言われたドラマでしたが、リアルタイムで視聴していた人は知っています。これがいかに素晴らしい作品だったか。

オリンピアンたちがいかに常人ならざる努力をし、それでありながら1人の人間としていかに苦しみ、だからこそ力が弾ける一瞬が尊く美しいのだと。そして歴史には、沢山の数えきれない名もなき人々のうねりがあり、何かを成せなくともそこに生きた人が確かにいたのだということを、痛烈に感じるドラマでした。そして何より、ほんの僅か数世代前には、国家の圧力で戦地に赴き、散らさずとも良い尊い命を喪わざるを得なかった人たちが数えきれない程いたのだということを、その痛みを感じました。

「日本の歴史の授業は近現代を勉強できない(させない?)」という現状がありますが、時間配分さえきっちりすれば本当は学べるはずのところです。諸外国と適切な関係を築いていくには、まず自分の国とその歴史を省み、適切な自尊心を持つことが不可欠です。そうでなければ他国を適切に尊重することもできないからです。これは1人1人の人間関係と何ら変わりはありません。

「視聴率が低い・着物とちょんまげでなきゃ大河じゃない」といったような風評・無意味な保守性に惑わされて、これをご覧にならなかった方が多いのは本当に残念なことです。毎年BSででも再放送するべきと思うくらいの内容でした。戦国時代のお話しも結構ですが、現代の私たちにどれだけ関係があるでしょうか。そういった「神話」は神話としてさておき、私たちは直近の歴史を、もっと適切に知るべきだと思います。『いだてん』はそれができた、少なくともきっかけにはなったドラマでした。こんなにきっちり史実を絡めながらエンタメ性も高いというドラマを、私は寡聞にして知りません。

できればダイジェストではなくフルで観ていただきたい作品です。
こんなに大河にハマったのいつぶりだろう。超面白かった!!!!
人間ってこうやって歴史を紡いできたんだなあ、としみじみ思う。誰かの頑張りや思いを受け継ぎ、誰かに託していく。少しずつの積み重ねが人の世界と生き方を変えていく。私もあの人たちに背中を押してもらって、今があるんだよなあと思い返したりして、涙が出てきたりする。
落語を絡ませる展開も最初は不思議だったんだけど、神木くんのことが分かった瞬間のあ!!!!!!!!!!!!という衝撃。笑。涙が止まるわけがなかった。
なんてよく作られた作品なんでしょう。もっともっと多くの人に見て欲しいし、感動を共有したい
kurikinton

kurikintonの感想・評価

5.0
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涙なしには語れない。たくさんの人の思いが詰まって晴れて開催となった東京オリンピック。
いままでの大河ドラマとは全く異なる演出で、リズムが良く、これぞクドカン脚本!小ネタがおもしろすぎる。

前編もよかったけど、阿部サダヲが出てきてからの後編の加速がヤバかった。テンポのよさ、各キャラの魅力、何もかも素晴らしい。おもしろおかしい場面、台詞に、現代にも通じる風刺や批判が込められていて、元気いっぱいのまーちゃんがふと見せる表情に色んな感情が詰まっていて、笑いながら涙するようなシーンがたくさんあった。どんな悲しい話や感動的な話もジメッとダラダラさせず、感情をわかりやすくセリフで説明させないあたりが、やっぱクドカン好きだわ。

阿部サダヲは今まで観た映像ものでは一番の当たり役。おもしろカッコ良かった。役所広司はあっぱれだね。さすが。勝地涼はクドカン作品だといっつもこんな役だね。笑 森山未来はさすがピリッと締めてくれるし、勘九郎獅童の中村家コンビの息の合い方はほんとに兄弟みたい。杉咲花は健気で心打たれる。どの俳優さんもほんとに素晴らしかった。

音楽もとてもよかったし、オープニングがちょこっとずつ変わってくのもこれまた粋でしたなぁ。

オリンピックに関する知らない話がたくさんあって、プププっと笑っちゃう小ネタも実話だったりして、おもしろかった。女性の話は印象に残っていて、人見絹枝の回もめちゃくちゃ感動したし、前畑秀子もよかった。今当たり前に男女スポーツしてるのも、たくさんの先人の方々の勇気があったからなんだなーと。そして、平和を夢見て、世界平和のためにオリンピックに人生と命をかけた人たちがいることに胸が熱くなった。スポーツを介して見た目も言葉も違う人たちが心を通わせ応援し合う。これこそ平和の祭典だと改めて思った。

わたしにとっては今までで一番最高の大河ドラマでした。
オリンピック延期になったし来年再放送してほしい!!
これまでのどの大河よりも“人間くさい”大河。
「俺のオリンピック」だし「あなたのオリンピック」でもありたい、そんな強い思いを感じるドラマ。
宮藤官九郎さんらしいセリフの軽快さと時代を跨ぐトリック、人の弱さに目を背けない脚本は、ある種“NHK”らしくないが、これだけのスケールで描けるのもまた“NHK”だからだったのかも。
ぐりこ

ぐりこの感想・評価

2.3
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つらく苦しい作品だった。
そもそも金栗四三も田畑政治もまったく知られてない主人公で、落語で過去を語るという見せ方(落語やってるのも過去)、ピエール瀧の逮捕他世情に翻弄された、、最後までよくわからなかった。
ミミック

ミミックの感想・評価

4.2
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オリンピック史を振り返る内容ながら明らかに東京オリンピックの目の前にした現代の日本の状況を問いかける内容でとてもスリリングでありクドカンとしては新境地、制作としてもチャレンジングな作品なのは間違いない。

2019年初放送時より来年以降に見た方がより中身の流れが入ってくると思う。

ちなみに2020年3月24日現在新型コロナウィルスの影響でオリンピックの中止の瀬戸際で去年ではまさかそんなことになるとは思わなかったら、無理だろうけどいだてんが今年ならめっちゃ面白かっただろうな。
satoshi

satoshiの感想・評価

4.8
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様々な「普通の人」の思いが連なって合わさって、1964年の東京オリンピックへと結実する。クドカンの脚本力の凄まじさよ。「大河」という名前にふさわしいドラマだった。
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.8
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「いたぞ!彼こそが韋駄天だ!」。歓声の中、オリンピック予選会で世界記録を更新したのは熊本出身の青年、金栗四三(中村勘九郎)だった。1912年、日本人初のオリンピック選手として、ストックホルムへ渡った四三らが目にしたものは――。
“浜名湾の河童”と呼ばれながら病気で水泳を断念した田畑政治(阿部サダヲ)。しかし水泳への情熱はやむことなく、新聞記者のかたわら指導者とし日本水泳の未来を切り開いていく。メダルラッシュに沸いた1932年ロサンゼルスオリンピック。“前畑ガンバレ”のラジオ実況に日本中が熱狂した1936年ベルリンオリンピック。オリンピックの舞台で「水泳大国ニッポン」を世界に知らしめた。そして、嘉納治五郎(役所広司)、田畑らの尽力により、1940年東京オリンピックの開催が決まる。だが、それは悲劇の始まりでもあった。世界は混迷の時代へ。日本にも戦争の影が忍び寄る―。 それから約50年後、オリンピック開催に湧く東京のとある寄席。落語家・古今亭志ん生(ビートたけし)が語り始めたのは、日本人の汗と涙と笑いに溢れた“東京オリムピック噺”だった。
日本人が初参加し惨敗したストックホルム大会から東京オリンピック開催まで、日本スポーツの黎明期を描く大河ドラマ。
オリンピック出場し、先進国に肩を並べるレベルまで日本スポーツを押し上げるため、国の支援や理解が得られない中で日本スポーツのレベルアップのため尽力する嘉納治五郎たち日本体育連盟や金栗四三たちアスリートの苦闘を、虚実織り交ぜて「冨久」「火焔太鼓」などの落語とミックスさせた絶妙な語り口が巧みで、スポーツが政治利用されるきっかけやオリンピック初参加のストックホルム秘話や日本初のマラソン大会や箱根駅伝開催秘話や日本の女子スポーツの黎明期などアンビリーバボーな秘話ばかりで、走ることに夢中な金栗四三やオリンピック精神に惹かれ大ホラを吹き豪快でリーダーシップに富んだ嘉納治五郎やマシンガントークと突飛な発想で道を切り開く田畑政治や走るために生まれた女人見絹枝や金メダルを期待する周囲のプレッシャーに打ち勝つために御守り食べた前畑秀子などの個性的なキャラクターがせめぎ合う生き生きとした群像劇は、バイタリティに満ち溢れていて、アスリートが全力を尽くすスポーツやオリンピックの素晴らしさや苦労に感動し見ているだけで元気になる大河ドラマ。
ryo

ryoの感想・評価

5.0
0
まじで数字悪くてぶっ叩かれてたのが意味わからんくらい面白かった
やっぱりクドカンはクドカン!!

なんやかんやあったけど徳井の演技にめちゃくちゃ泣かされた
森山未來もほんとにすごい役者だなと改めて思った

あと29話のまーちゃんがかっちゃん応援するシーン好きすぎて何回も見返した

コロナで東京オリンピックどうなるかわからんけどまじでみんなのための東京オリンピックであって欲しいな
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