海外ゲストが何人も「SHOGUN見た?」と聞くので視聴。
まずはこんな大規模で本格的な日本が舞台の物語をよくアメリカで実現できたなとびっくり。やっぱり今回出演だけでなくプロデューサーでもある真田広之さんの功績が大きいのでしょう。
真田広之さんは佇まいだけで虎長でした。目の演技もすごいし、登場すると目が釘付け。30年以上のファンです。鞠子様役もアンナさんじゃないとできなかったと思うほど素晴らしかったし、浅野忠信さんのコミカルな侍も人情味があっていいし、安針さんがいるからこそ日本の外の視聴者がより感情移入できたのだと思います。
ところどころ私からすると怖い場面もありましたが、
日本人が見ても、なるほど日本の文化の源流はこういうところかという発見もありました。
カトリックvsプロテスタントという切り口も新鮮でした。
細部まで気が配られてるのがよくわかりました。そして切腹、忠義を誓う、茶道、和歌を読む、文を書く、作法や仕草、和を乱す、など日本のユニークな文化が沢山散りばめられて日本への理解が進んだ人が多いだろうなと思いました。
はじめiPad miniで視聴し始めましたが、迫力があるので途中からテレビの大きな画面で見ました。
すばらしい作品です。
もちろん史実に忠実ではないけれど、本に沿っていて、日本文化にオーセンティックで、だけど欧米でも受け入れられやすいアクション、人間の心模様、文化が散りばめられていて見応えがありました。
ラストは様々な意見があったようですが私は「戦わずして勝つ」虎長、というか徳川家康らしい形で良かったと思います。
そのあとどうなったの?と思う人は自分で調べると思いますし。
すばらしかったです。
ブラボー✨