全世界統一ポリコレセンター試験というかなんというか、これで笑えないとバカなのか？と、ピースメーカーが問いかける。
ちょっと皮肉が効き過ぎて冷笑主義に見えないこともないのが玉に傷なジェームズ・ガンの反省会。とりあえずナチどもを一網打尽にしたかったことだけはわかったわ。
まぁ、結局のところ人類は決断を先延ばしにすることしかできないし、これからも話し合いを続けるしかないのだ。うだうだしているうちに地球がダメになったとしても仕方ない、寛容と良心を大切に諦めないでいようってなんかスッキリしないよねぇ。(でもそんなもん。)
なのでデップーとクリムゾン・ボルトを掛け合わせたようなぶっ壊れキャラのビジランテが終始何も気にせず笑えて良かった。あと、レイシズムとか毒親とかジェームズ・ガンの戒めでもあるのかな。
ヒーローは遅れてやってくるはもはや盛大な皮肉でしかない現代社会。大きな問題は後回しに先ずは身近な人と繋がっていこう。そんな世界の片隅で、ここでもまたfriendshipがディープステートから世界を救うのだ。
ラストのショットは、ぺぺとFacebookとGoogleが並んだ様な、右も左もほんとに敵なのか疑いたくなる、それはそれは目眩を覚える様な昼下がりの美しさ。s2も楽しみ！
