このレビューはネタバレを含みます
S1見終わりました。途中で挫折すると完走できない海ドラのよくあるパターン・・
と感じたのでもう一気見です。
物語はやっぱりアニメのが面白いので仕方ないですが、
少しずつアニメからの話を取り入れているのでいちいちズレが気になってしまいます。
まるっきりオリジナルで話をつくったほうのがよかったんじゃないだろか・・
私的に一番良かったのは９話目のスパイクの若い頃の話だもん。
あのヴィシャスとどんな風にスパイクが親友だったのかが謎でしたので、
まぁこのヴィシャス様がかなりのファザコンなんですけどｗ良かったです。
過去編は渡辺監督がオッケー出したのだろうか。
余談ですがヴィシャスの父親の吹替が佐々木さんでとても素敵でしたね。
過去編を90分くらいで１本だけ見られればよかったなぁ・・と思いました。
楽しみにしてたジュピタージャズもね、サックスの曲だけはやたら使うけどすっかり忘れ去られ、、グレンはバーテンとして脇に追いやられｗ
良かったような寂しいような。
ジュピタージャズはお話もいいのですがグレンとヴィシャスの思い出の地がタイタンなせいか「ガタカ」を彷彿させます。
主人公の宇宙飛行士ヴィンセントはラストでタイタンへ向かいますね、彼が友だちのユージーンに
「タイタンへは君が行くべきだ。歩く必要がないから」と話すシーンがあります。
ユージーンは足が不自由なので彼を思いやってのセリフですが私はここがとても好きで。
こっちは友に裏切られたグレンの復讐話なのですがグレンの性格、
諦めがよすぎる、というか潔癖なところがユージーンと重なってなんとなく思い入れがあります。
ラストはまさかのジュリアが組織のボスに、エドも突然おまけのように登場でなかなか怒涛。
スパイクもアニメ同様ステンドグラス突き破って落ちてましたがわりと元気、あれはさすがに無理よ。
S2はたぶん無いと思いますが、日本語吹替は完璧でしたしお祭り気分で楽しめました。
