ロキ シーズン1のレイモンドのネタバレレビュー・内容・結末

このドラマが本筋のアベンジャーズシリーズとどれくらいつながるのかわかりませんがエージェントオブシールドがそこらへんあまり気にしないで作ったら結構面白かったので今作もそんな路線なのかなと考えています。

セブンでいうところのモーガン・フリーマンが主人公ロキちゃんでシルヴィがブラッド・ピットだったよ。
ブラピ扮するミルズ刑事がサマセット刑事の制止を聞かずに怒りに任せてジョン・ドゥを
撃ち殺してしまうというのがセブンの有名なラストシーンですがこのドラマの場合は大量誘拐で事件は未解決なのでセブンよりたちが悪く、しかも子供の誘拐だ。
あんなふわっふわな説明でシルヴィが納得できるわけもなく彼女はついに本懐を遂げるのでした。
サノスといい、なんだかこの宇宙は気持ち悪いおじさんが多くないか。

だって子供の時に勝手に誘拐されておかしな場所に連れていかれて大人になるまで閉じ込められたら、
チャンスがあるなら逃げるし腕に自信があるならまず復讐よ。突然現れたハンサムな自分より復讐よ。
シルヴィがさもたいへんなことをしでかしたように表現されていますがおかしいぞ。
目の前のおじさんは相当ヤバいおじさんだ。
物語の発端や問題点を忘れるな。
宇宙は大変なことになったかもしれないがそれ以前にシルヴィは人生を台無しにされてるからな。
６話を通して描かれたのは他人の人生を踏み台にしてまで残った宇宙でお前らのうのうと暮らせると思うなよ！という物語でした。

ドラマ版のロキちゃんは変異体なので映画とはだいぶ違う存在になりましたが映画の中でけ終わらせとくのは勿体ないキャラなのでいろいろ遊んでみましょうという企画なのかなと思います。コールソンさんとかな。

時をかけるロキちゃんＳ２はどんな冒険が待っているのか楽しみです。