たまたま前編の途中から見たら、意外と良かった。
なんかギョロ目の個性的な女の子が主演だなあと思っていると、なんと平出友梨奈だった。
もう少し丸顔なイメージだったが、顔が大人ぽくなっていて、可愛くなくなった分、綺麗になっていた。
ただ以前より、私は平出友梨奈だ!というような不思議なオーラが少し薄れていたのは残念。
私は女優だ!というものに変わっていた気がしたのは、良いことなのかどうなのか。
今後は平出友梨奈という存在そのものよりも、普通の個性派俳優として生きていくのは少し残念な気もする。
ドラゴンアッシュの降谷建志が、演技上手くて驚いた。これは良い。もっと見てみたい。
板垣リヒトも役が似合っていて、哀しげな表情が素晴らしい。
何気に一番良かったかも。
池内博之は見る度に貫禄がついていくなあ、昭和の俳優みたいで貴重な存在。
わざとらしいヒール役は上手いとは言えないが、好感は持てる。
久しぶりに大地康雄を見たが、相変わらず渋い演技で素晴らしい。
全体的におじさん率が高くて、紅一点のヒロインがちゃんと目立つ。
若者しか出ない最近のドラマよりやはり見やすい。
中村蒼には今まで下手なイメージしか無かったが、このドラマでは一皮剥けそうな気配がある。このまま伸びていって欲しい。
玉山鉄二が太っていて驚いた。
もっとドラマや映画で見たい。
奥田瑛二は最近のいつも通りの良い伯父さんぶり。安定感。
馬が騎手を助けたというところでは、グッと来た。
リヒトが〇〇するところは更に…
演出で気になったのは、リヒトのメモ帳が非常に読み辛く困った。
こういうことは、字幕をきっちり出してほしい。
あとは、劇伴がちょっと無難過ぎて古臭い。
悪くは無いが、凄く良くも無い。
劇伴がもっと良くて、盛り上げてくれたら、更に良かったのに惜しい。