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舞いあがれ!のmakoのレビュー・感想・評価

舞いあがれ!(2022年製作のドラマ)
3.8
NHK朝ドラ。

面白かったけど、なんだか物足りない感じも。
でもいいドラマでした。

主人公の岩倉舞(いわくらまい・福原遥)は、パイロットを目指し航空学校を無事に卒業するが実家のネジ工場の危機により、母(永作博美)と再建を目指すためパイロットは断念。
兄(横山裕)の支援もあり、ネジ工場は持ち直し以前の活気を取り戻す。
そして新たな事業を新聞記者だった御園純(みそのじゅん・山口紗弥加)と立ち上げる。


本作を観て思ったのは、人生において無駄な経験はないということ。
大学時代の飛行機サークル「なにわバードマン」、航空学校時代、ネジ工場、コンネクト。
その時を一生懸命に生き、そこで知り合った人たちとの友情、関わり合いがのちの人生に活きてくる。

パイロットを断念するなんて、なんと勿体ないことをと思ったけど、舞にとっては父が守ってきたネジ工場の方が大切。
でもネジ工場を選んだから東大阪の工場の現状にも目がいくようになり、コンネクトを立ち上げるきっかけにもなった。

パイロットも、最終的にすることができたし。
いろんな事がちゃんと繋がってる。
一見、無駄になったと思っても後にやってて良かったと思うことは私も経験があるので、それを本作で再認識させてくれました。

キャスティングも良かったし、皆さん好演してて、楽しめました。

半年間、お疲れました🍀
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